空想・妄想が大好きなあなたに

【ディクシット好きが選ぶ】おすすめ想像力系ボードゲーム10選


皆さんは、好きなボードゲームのジャンルってありますか?
パズルっぽいのが好き! ドキドキの心理戦が熱い! など色々ありますが、
みんなでわいわい遊べるボードゲームは好きだけど、じっくり頭を使うゲームはちょっと……という方も多いのではないでしょうか。
 
かくいう僕も、頭を使うゲームも好きではあるんですが、計算や思考力よりも想像力を使うような、感覚的に遊べるゲームが好みでして、
「一番好きなボードゲームは?」と聞かれたときには、いつも『ディクシット』と答えています。


『ディクシット』はイラストを使った連想ゲームで、親が考えた絵の「題名」を聞いて、並んだカードの中から親の出したものを当てる、といったゲーム。
ボードゲームの中ではわりかし知名度もあるゲームなので、遊んだ事のある方も多いのではないでしょうか?
 
今回はディクシットの詳しい紹介は省きますが、

・ディクシットが好き! 似た感じのほかのゲームもやりたい
・オセロや将棋は苦手だけど、いい感じに頭使うゲームがしたい
・数学は大の苦手! 根っからの文系です
・雰囲気だけでやってたら勝てちゃうゲームが良い

といった方のために、想像力・連想力で遊べるボードゲームのオススメをご紹介します!

ディクシット大好きゲーマーな筆者が選ぶ、オススメゲームがこちら!

オススメ想像力系ボードゲーム10選

1. 適当なカンケイ


並べられた写真からプレイヤーが各々の感性でペアを作っていき、ほかのひとと同じペアの作り方をしているほど得点になる、というゲーム。
つまり、みんなと感性が近いひとほど強い!というわけです。
色や形が似てる、動物・食べ物などジャンルが同じ、というものはペアにするひとが多いですが、ぶっとんだ連想でペアにしたものが他のひととカブって得点になったときはめちゃくちゃ盛り上がります!
 
ディクシットと同じく、お互いの感性を読み合うのが楽しいゲームです。

2. コンセプト


お題の言葉を、アイコンを使って伝える連想ゲーム。
出題者は、形やジャンルなどを表す様々なアイコンが描かれたボード上に、コマやキューブを配置してお題を当ててもらいます。
これが意外と難しいんですが、より重要なアイコンには大きなコマを、関連性低いけど一応……というものには小さいキューブを、など配置するコマの種類や数で細かいところを伝えていくことができるんです。
 
当てるのも当ててもらうのも楽しいので繰り返し遊びたくなっちゃいます!

3. ミステリウム


幽霊から情報をもらい、とある事件の真相をつきとめる、というミステリー風な協力ゲームです。
1人が幽霊役となり、残りの霊能力者役のプレイヤーたちにヒントを与えて、答えとなる犯人や凶器、現場を当ててもらうことを目指します。
 
そのヒントの出し方というのが、イラストの描かれたカードを無言で渡す、というもの!
幽霊役もランダムに配られた手札からしかヒントを出せないので、ぴったりなカードがあるかは分からない中、霊能力者たちは「全体の色味的にはあの犯人っぽくない?」「ここがトガってる絵だからナイフって事かな」などと何とか連想しなければいけないのです。
  
まさに協力型ディクシットといったイメージなので、ディクシット好きには間違いなくオススメ!

4. ウォッチャ


イラストカードを使った連想しりとりゲーム。
早い者勝ちで思いついたひとから単語を言う形式でしりとりをしていき、先に単語を規定数言えたら勝利!
……なんですが、単語は場に並んだカードに描かれているものから探さなければいけません!
とはいえ1つのカードには様々な要素を含んだイラストが描かれており、見方によって多くの言葉を見つけられるはず。
 
言葉を見つけたら「ウォッチャ!」と宣言するシステムなんですが、このウォッチャ宣言が気持ちいいんです!!
絵から言葉を連想……、得意な方も多いのではないでしょうか。

5. ヒットマンガ


続いては、絵からセリフを連想するゲーム、「ヒットマンガ」!
カルタ形式で読み札と取り札がセットで入っており、カードには漫画の1コマのような絵が描かれているのですが吹き出しのセリフは空欄となっています。
順番が回ってきた親は読み札を1枚めくり、アドリブでセリフを埋め、そのセリフを聞いたプレイヤーたちが「そのセリフはこの絵だ!」と思うものをカルタのように早取りするというゲームになっています。
 
セリフの言葉選びも大事ですが、読み上げるときの感情の込め方なんかも重要なポイント!
当たってもハズレても盛り上がる、賑やかパーティーゲームです。

6. ヒトトイロ


「ヒトトイロ」はを使った協力型の連想ゲームです。
「丸いもの」や「動物」などの与えられたテーマの中から親がお題を考え、そのお題から連想する色を全員一致させることを目指します。
5問終えたら答え合わせ、すべてのお題で色が一致していればクリアとなります。
 
簡単なようですが、「球技」「アルファベット」など「どうやって色を連想すれば!?」というテーマもあり意外と難しいんです…!
クリアできるまで何回も遊びたくなってしまうはずです!

7. アンユージュアルサスペクツ


犯人はどんな印象の人物かというヒントを元に、容疑者の中から犯人を絞り込む協力ゲーム。
容疑者の顔が描かれたカードが場に並び、犯人を知っている親プレイヤーが、他のひとが引いた質問カードに答える形でヒントを出していきます。
 
ただその質問カードの内容は「犯人は早起きですか? / 絵が上手ですか? / 宇宙人を信じていますか?」などなど、「知るかそんな事!!」と言いたくなるようなものばかり!
親も犯人の顔を知っているだけなので、第一印象で答えるしかないんです。
 
質問のたびに少しずつ容疑者を除外していき、最後に犯人を残すことができればクリア。
見た目からの印象だけを頼りに正解できたときの喜びはすごいです……!
「この人絶対、絵下手だよねー!」と満場一致なことなんかもよくあり盛り上がります。

8. みんなでぽんこつペイント


続いては実際に絵を描くタイプのゲーム、「みんなでぽんこつペイント」。
お題の絵をプレイヤーそれぞれが描き、親に当ててもらうのを目指すのですが、描いていいのは円と直線だけ!
しかも、描き終えたら一人ずつ親に絵を見せていき、親が正解した時点での発表者に得点が入る仕組みなんですが、この見せる順番が描いた画数の少ない順なんです。
 
描き込みすぎると自分のを見せる前に当てられちゃうし、削りすぎても伝わらないし……という制限の中、ぽんこつな絵がたくさん飛び出すのが面白い!
円と線だけなので絵の上手い下手があまり関係ないのも良いですね!

9. ニットウィット


糸巻きやボタン、カラフルな糸・洗濯バサミなどが入った、裁縫道具がテーマのかわいらしいゲーム。
それに加えて「早い」「硬い」「どろどろ」など、ものを形容するような単語が書かれたタグがたくさん入っており、これを使って連想ゲームをしていきます。
 
洗濯バサミにタグをはさみ、そこから繋がっている糸を、場の糸巻きを囲むように配置していきます。
1つの糸巻きが複数のタグで囲まれたものがいくつも出来上がるので、ここからが本番! 
例えば「赤い」「丸い」の2つのタグに囲まれた糸巻きがあれば、「リンゴ」などとそのタグの条件をすべて満たす言葉を考えます。
言葉を思いついた糸巻きの数だけ得点に繋がるのですが、他のひととカブった回答はノーポイント!! 誰でも思いつくようなものは避けないといけないわけですね……。
 
3つも4つもタグのついた糸巻きに当てはまる言葉を思いついた時の爽快感がたまりません!
豪華なコンポーネントもGOOD!!

10. ワンス・アポン・ア・タイム


「むかしむかし…」という意味のタイトルの通り、おとぎ話がテーマのゲーム。
このゲームではなんと、プレイヤーたちが即興で物語を作り上げていきます
 
手札として「城」「魔法の」「宝物」などおとぎ話に出てきがちな言葉が書かれたカードが配られるので、アドリブでお話を語りながらその言葉を登場させることで手札を捨てていくことができます。手札を使い切り、プレイヤーごとに決められた物語の結末にもっていくことができれば勝ち!
 
物語を考える、ということでほかの連想系ゲームと比べると得意不得意が出やすくはありますが、クリエイティブなゲームが好きな方にはハマるのではないでしょうか?

おわりに

連想系と一口に言っても、イラストを使うものや言葉遊びに近いものなど意外と色んなゲームがありますよね!
連想ゲーム系ばかりひたすら遊んでも飽きなさそうです。

ガチガチの頭脳バトルもボードゲームの醍醐味ですが、たまにはこういったゲームで感覚的に遊んでみてはいかがでしょうか。

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アドリブ・ワード系ゲームが好きな、生粋の文系ボードゲーマー。見た目が美しいゲームにもホイホイ惹かれる。とにかくディクシット推し。
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今週のオススメボードゲーム

カイト

全ての凧をできるだけ長く飛ばすことを目指す協力ゲームです。

全員で6色の砂時計の砂が落ちないように管理していきます。自分の手番では手札から1枚のカードをプレイし、該当する砂時計をひっくりかえすことができます。他のプレイヤーとコミュニケーションをとりながら、山札も含めてすべてのカードをプレイすることができれば完全クリアです。

「嵐がくるぞ!」「からまった!」「飛行機だ!」といったルールも追加することができ、シンプルなルールながら盛り上がります!

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