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ボードゲームというからには

【ボードを使う】大人数向けオススメボードゲーム 〜カードじゃなくてボードが良い!編〜

 
どーも! JELLY JELLY CAFEのたがわです!

ボドゲカフェでお仕事をしていると、お客さんに「◯人でできる、◯◯系のゲームありますか?」と、人数やジャンルに応じてオススメゲームを聞かれる機会がよくあります。

ご希望の内容によって、条件に合うゲームがたくさんあったり数が限られていたりするのですが、頻繁に聞かれるワリに当てはまるものが少ないなと感じるのが、

「6人なんですが、カードゲームというより、しっかりボードを使うゲームがやりたいです!」
というようなもの!
 
 
確かに、よく大人数向けにオススメするものだと『ニムト』『ボブジテン』『お邪魔者』『犯人は踊る』『コードネーム』など……
人数が6人以上でワイワイ遊べるものとなってくると、カードをメインに使うゲームが圧倒的に多いんですよね……!

ですが“ボードゲーム”というからにはやはりボードを広げて遊ぶゲームをやりたい!という方が多いのはもちろんの事。
 
 
 
という事で! 6〜8人程度で遊べるボドゲの中でもしっかりボードが登場するゲームをご紹介していきましょう!
 
 ↓ ↓ ↓

ボードを使った大人数向けおすすめゲーム

スコットランドヤード [最大プレイ人数…6人]


1人が街中を逃げ回る怪盗X役に、残りのプレイヤーが警察役となりXを追いかける、逆鬼ごっこのようなゲームです。
 
何人でプレイする場合も警察コマを5個使うことになっているので、ちょうど1人が怪盗・5人が警察コマを1つずつ担当できる6人プレイがオススメ
もちろん2〜4人で協力して5人の警察を操作することでも遊べます。
 
怪盗も警察も、乗り物チケットを駆使して広いボード上を駆け回ることになるので、ボードゲーム感はしっかり味わえるはずですよ!

アイム・ザ・ボス [最大プレイ人数…6人]


主に他のプレイヤーと交渉する事でお金を稼いでいくゲーム。
サイコロを振り自分のコマを進め、止まったマスに描かれたプレイヤー全員の許可を得られれば、お金を獲得する事ができます。
 
もちろんタダで協力してくれるはずもないので、「稼いだお金のうち2割ずつはあげるからOKください!」などと、お金をチラつかせて交渉していきましょう。
それ以外にも、獲得したカードを使用する事で、他プレイヤーの許可の代わりにできたり、その許可カードを取り消すカードを使って相手を邪魔したりもできちゃいます。
 
相手との駆け引きやお金のやり取りを楽しみたい方には間違いなくオススメです!

ウミガメの島 [最大プレイ人数…7人]


ウミガメの産卵をテーマにした、すごろくタイプのボードゲーム。
サイコロを振り、コマを進め、ゴール地点を通過するたびに点数カードを獲得できます。
 
ところが普通のすごろくと違う点が2つ!
まず、サイコロを1つ振った後、2つ目・3つ目のサイコロを振るかどうか選ぶことができます。
複数振ればそれだけたくさん進めますが、合計値が8を超えるとアウト! スタートまで戻されてしまいます。

もうひとつのキモは、同じマスに止まると相手のコマに乗っかることができるシステム。
乗っかると、相手が進む時に上に乗ったコマごと一緒に進めてもらえるのです。
 
コマが多いほど乗ったり乗られたりが何度も起こるので、大人数で遊んだ方が盛り上がるでしょう!

アンダーカバー [最大プレイ人数…7人]


誰が何色のコマを担当しているのか秘密のまま進行する『アンダーカバー』。
 
サイコロを振りコマを動かすのですが、どのコマを進めてもOK!
特定のマスにコマが止まったら、得点計算。全てのコマが、その時点で止まっているマスに書かれた点数を得られます。
止まっているとマイナス点のマスもあるので、自分だけに有利な動きばかりしていると正体がバレて、他のプレイヤーに集中狙いされてしまうかも……!
 
またゲーム後半で誰が何色なのかを予想する時間が与えられ、終了時に予想が当たっていると追加得点に……。自分の色がバレバレだと相手の得点にも繋がってしまいます。
いかに目立たないように点を稼げるかが大事ですね!
 
誰のでもない中立コマが混ざっている方が盛り上がるかと思うので、4〜6人くらいでのプレイがオススメです。

キャメルアップ [最大プレイ人数…8人]


ラクダのレースの結果を予想して当てることでお金を獲得していく、競馬チックなゲームです。
 
先に紹介した「ウミガメの島」のようにラクダが他のコマに乗っかったまま先に進んだり、何色のラクダが進むかランダムで決まったりと、レースの展開を予想するのが中々難しいんです。
自分の手番では、サイコロを振ったり予想をしたりのほか「1マス進む/戻る」マスをボードに配置したりなんかもできるので、誰かの手番のたびに一喜一憂することに!
 
全員で1つのレースを進める形式なので、大人数で楽しめるゲームになっています。

ヒューゴ [最大プレイ人数…8人]


こちらもボードをぐるぐる回るすごろくタイプのゲームですが、目指すのはゴールではなくオバケから逃げ切ること!
 
サイコロを振りオバケマークが出る度にオバケのヒューゴがマスを進み、自分のコマがオバケに捕まるとマイナス点になってしまいます。
コースの途中にある部屋に上手く逃げ込めれば捕まることは無くなりますが、1部屋には1コマしか入れないので争奪戦に……!
 
大人数で遊ぶほど、自分の番が回ってくるまでの間にがんがんヒューゴが進んでくるのでドキドキの展開になりますよ!

キルDr.ラッキー [最大プレイ人数…8人]


誰が最初にラッキー博士を殺害できるかを競うという、ぶっ飛んだテーマのゲームです!
 
各プレイヤーは様々な理由でラッキー博士に殺意を抱いているという設定のため、自分の手で殺害しなければ気が済みません。
ところがラッキー博士は幸運で次々と殺害を回避していくため、武器を集めたり何度も殺害を試みたりするなどして、殺意を高めていく必要が……!
 
たくさんの部屋がある屋敷内をウロウロする博士を追いかけチャンスを伺うのですが、他プレイヤーから目撃されている部屋では犯行に及べません。
犯行に使えるカードを集めつつ、うまく死角になる部屋に移動しましょう!
 
人数によってボードの広さを変えることができるので、プレイ人数の幅は広くなっています。
 
 
 

正確にはボードじゃないけど

いわゆる「ボード」を使うわけではありませんが、それに近いものを使ったり、プレイ感はボードを使ったゲームに近いゲームもあるので、そちらもいくつかオススメをご紹介します!

コルトエクスプレス [最大プレイ人数…6人]


ボードではなく立体の汽車が入っており、その汽車の中をコマが移動するゲームになっています。
テーマとしては、プレイヤー全員列車強盗、最もお金を手に入れれば勝利!というものです。
 
相手を殴ったり銃撃したり、車両を移動したり屋根に登ったりと、様々なアクションが描かれたカードを手札から出して行動するのですが、実際にアクションを起こすのは全員が規定枚数のカードを出し終えた後。
カードの順番によっては、殴ろうと思ったら相手がすでに移動していて誰もいない、お金を拾おうと思ったらもう他に拾われている、などなど行動が無駄になってしまう事も……。
逆に相手の行動をうまく先読みして立ち回れるとめちゃくちゃ気持ちいい!
 
はちゃめちゃな乱闘が楽しめるので、こちらも人数多めで遊ぶのがオススメです。

ふたつの街の物語 [最大プレイ人数…7人]


こちらは獲得したタイルを並べて街を作っていきその街の得点を競う、タイル配置ゲームです。
ボード上でなんやかんやではなく、ボードを作っていくタイプですね!
 
ただし、作る街は1人ふたつ! プレイヤーとプレイヤーの間に街を作っていくため、それぞれ右隣のひと、左隣のひとと共有の街を持つことになるわけです。
しかも最終得点に適用されるのは、左右の街のうち点数が低い方のみ……! 両方バランスよく得点を伸ばさなければいけないのです。
 
タイルの獲得は、各自欲しいものを選んだら余りを隣のひとに回して、回ってきた中からまた選び……というドラフトと呼ばれる方法。
左右のひとと相談しながら、同じ建物を繋げる・色んな種類の建物を揃えるなどして、街の点数を伸ばしましょう!
 
タイル配置系のゲームで7人までできるものはかなり珍しい気がします。

マジックメイズ [最大プレイ人数…8人]


こちらもいくつかのタイルを並べるタイプのゲームですが、並んだタイルの上をコマが動き回るので、ボードを使うのと感覚は似ているかと思います!
『マジックメイズ』は協力型のゲームで、リアルタイムで共有のコマを動かし時間内にゴールさせることを目指します。
 
もちろんコマの移動にはいくつかの制限が!
各プレイヤーは最初に方向を指定され、ゲーム中その方向にしかコマを動かしてはいけないのです。
そして、基本的に会話禁止!
 
相談ができない中、迷路のようなマップ上を全員同時にリアルタイムで動かしていかなければならないので難しい!

1ゲームはサクッと終わりますが、クリアしたら次のレベルに挑戦というレベルアップ方式なので、プレイ時間をある程度調節できるのもオススメポイントです。

おわりに

いかがでしたでしょうか?
「大人数だけど、パーティーゲームではなくじっくり遊びたい」という方は、ぜひここで紹介したゲームを遊んでみてほしいです!
 
また、ボードゲームカフェで遊ぶ場合は、店員さんに希望のジャンルや人数を伝えればオススメを紹介してくれるはずです。
ここまで読んでピンと来るゲームがなかった方は、お店で相談してみるのも良いかもしれませんね! 

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アドリブ・ワード系ゲームが好きな、生粋の文系ボードゲーマー。見た目が美しいゲームにもホイホイ惹かれる。とにかくディクシット推し。
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