未踏の森を探索し、遺跡の発掘や占有、価値ある財宝を探して勝利を目指すゲームです。
1999年にドイツ年間ゲーム大賞を受賞した作品です。
2人から4人まで遊ぶことができます。手番プレイヤーはタイルを引き、配置した後に10アクションポイントをうまく使い、探索や発掘といった行動をします。火山タイルが引かれたら決算です。遺跡タイルの上に最も多くの探検家を置いているプレイヤーは、遺跡の数字と同じ勝利点を獲得できます。また、財宝は1枚1点ですが、同じ財宝を多く所持していればボーナス点が獲得できます。最後のタイルが配置されたら、最後の決算を行ってゲーム終了です。
遺跡タイルは発掘することができ、価値を上げることができますが、自分がせっかく価値を上げた遺跡も、他プレイヤーによって占有されてしまうと意味がありません。また、財宝タイルも1種類だけで所持していると、相手に取られてしまう場合もあるため、安心はできません。タイルの引きのみしか運要素がないため、悩ましくも面白いゲームとなっています。
遺跡の発掘によって立体的になっていくタイルや、タイル配置によって広がっていく様子も面白く、新版ではさらに立体的なコマとなってリメイクされています。
- ゲーム名
- Tikal
- 作者
- Michael Kiesling(ミヒャエル・キースリング) Wolfgang Kramer(ヴォルフガング・クラマー)
- 発売年
- 1999
- メーカー
- Rio Grande Games(アメリカ) テンデイズゲームズ(日本)
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