【国内ニュース】
ゲーム概念にとらわれないゲームの企画展『これはゲームなのか?展』開催!
『これはゲームなのか?展』は、するめデイズのニルギリ氏(@NILGIRI)が主催する企画展です。新進気鋭のボードゲームデザイナー10組が、既存ゲームの概念を拡張するルールの模索と提案を行うというコンセプトになっています。
この会場でしか遊べない型破りなゲームばかりが並んでおり非常に楽しく五感にビビッとくる企画展でした。詳細参加レポートは下のリンクを御覧ください。
【参加レポート】ゲーム概念にとらわれないゲームの企画展『これはゲームなのか?展』 : ニコボド | ニコのボードゲーム日記
オインクゲームズの最新作『VOID』もこの企画展に合わせて発表されました。
【新作】ちょっとチャレンジングな作品「VOID(ボイド)」を、5/29-6/3に秋葉原で開催される「これはゲームなのか?展」の【会場限定】で発売します。どんなゲームか(ゲームなのか?)は秘密です。展示もありますので、ぜひ見に来てください!展覧会の詳細はこちらで→ https://t.co/OPbG6V3otV pic.twitter.com/uxAD71wtHQ
— Oink Games (@oinkgms) 2018年5月20日
架空のルールを遊ぶ人が考えて、SNS上にアップ。最も多くの「いいね!」がついた人が勝ちのゲームです。Twitterタイムラインなどのプレイレポートを見て不思議に思った方も多いのではないでしょうか。#voidgame のハッシュタグで検索してみてください。
今回の展覧会は、本当に沢山の方々にご来場いただき、まことにありがとうございました。のべ来場者数は3,000人でした。
次回、第2回は来年夏頃を予定しております。
場所や詳しい時期、出展者など新しい情報が決まり次第、またこのアカウントでお知らせしますので、どうぞよろしくお願い致します。— これはゲームなのか?展 ルールで世界する 5/29(火)〜6/3(日)@3331アーツ千代田 (@isthis_a_game) 2018年6月3日
会期中、約3000人が来場したとのこと。次回は来年の夏頃を予定しているとのこと。
ボードゲーム版『Fallout』日本語版発売決定!
5/28にホビージャパン社が『フォールアウト ボードゲーム』の発売を発表しました。
『フォールアウト』は、荒廃した世界・ポストアポカリプスがテーマのロールプレイングテレビゲームです。1997年の発売以来、様々なプラットフォームでリリースされており根強いファンが多い作品です。
【新製品案内】本日ポストアポカリプステーマのデジタルゲーム原作の『フォールアウト ボードゲーム』日本語版の案内を各取引先様に送付いたしました。原作を再現する、膨大なテキスト量のカードが圧巻!
近日中に各店舗様で受注がはじまると思いますので、よろしくお願いいたします。 pic.twitter.com/yfjZo037LQ— ホビージャパン・ゲームツィート (@HobbyJAPAN_GAME) 2018年5月28日
今回のボードゲーム版の発表にあたっては各メディアで取り上げられ、上の元ツイートは1630(6/5現在)されています。ボードゲーム界隈の新作としては大バズりなゲームとなっています。ネット上の予約価格は高騰しているので、お求めの方はお近くのボードゲームショップなどで予約してみるといいかもしれません。
『フォールアウト ボードゲーム』中はこんな感じ(画像はFFGより)。未探索の荒野とか個人美ボードのパラメーター管理、出来のよろしいフィギュア、パラグラフブックのページ的な遭遇カードと選択肢で変わる結果……などなど。 pic.twitter.com/tcuB2exVjb
— ホビージャパン・ゲームツィート (@HobbyJAPAN_GAME) 2018年5月28日
ボードゲームショップ&カフェのスタッフが選ぶゲーム賞『日本アナログゲーム ゲームカフェ大賞』創設!
アナログゲーム総合誌『オールゲーマーズ』が、『日本アナログゲーム ゲームカフェ大賞』創設のと受賞作及び上位17作品を発表しました。
『日本アナログゲーム ゲームカフェ大賞』は、以下の目的で創設された賞です。
普段から最もアナログゲームに接しているゲームショップやゲームカフェからの投票には、よりユーザー目線に近い結果が得られ、またアナログゲーマーとカフェの橋渡しになることを期待し、当賞を創設する。
(引用:ALL Gamers!|全てのアナログゲーマーをつなぐ総合誌)
アナログゲーム総合誌『オールゲーマーズ』に掲載のボードゲームショップとカフェのスタッフが「その一年で最もホットだった」と思うゲーム3作品を選んで順位付け。最も得点の高かったゲームが大賞作として選ばれています。記念すべき第一回の大賞は『サイズ:大鎌戦役』でした。
大賞『サイズ:大鎌戦役』
『サイズ:大鎌戦役 (SCYTHE)』は、東ヨーロッパ派閥の代表となり、領土の拡大・資源獲得などを通して影響力のある派閥にすることを目指します。
総評(抜粋)
1920年代の世界を舞台にした国家戦略開発戦争ボードゲーム。ここまでならよくある設定のゲームだが、『サイズ』が違うのが、ただ開発して戦争に勝てばいいというだけではないという点。このゲームには「民心」というステータスがあり、戦争に勝っても「民心」が下がってしまい、結果的に勝利点が思ったように得られないということも大いにあり得るゲームなのだ。
美麗なアートワークと、凝ったコンポーネントも、この世界に没頭する大きな要因でもあり、またそれがプレイのしやすさに繋がっている。組み合わせば選択肢は多くなるが、基本的には行動にあまり悩む必要の無いプレイ感もあり、「重ゲー」の入門編としては最適なボードゲームかもしれない。
上位作品
- 2位『ボブジテン』
- 3位『テラフォーミング・マーズ』
- 4位『カタン』『テストプレイなんてしてないよ』『宝石の煌き』
- 7位『センチュリー:スパイスロード』
- 8位『マジックメイズ』『ガンジスの藩王』『ワンナイトマンション』『タイムボム』
- 12位『ラミィキューブ』
- 13位『ナンジャモンジャ』『のびのびTRPG』『STRIKE』
- 16位『インサイダーゲーム』
その他詳細は公式サイトを御覧ください。
【海外ニュース】
ウヴェ・ローゼンベルク氏のタイル配置ゲーム3部作完結編『Spring Meadow』発表!
(引用:Board Game Geek)
『カヴェルナ』や『アグリコラ』の作者として知られているウヴェ・ローゼンベルク氏のタイル配置ゲーム3部作の第3弾『Spring Meadow』のボックスアートが公開されました。
『コテージガーデン』『インディアンサマナー』と年1回ペースでリリースされてきたシリーズの最新作にあたります。
(引用:Board Game Geek)
春の訪れをテーマにした作品で、ゲーム難易度は『コテージガーデン』と『インディアンサマナー』の中間に位置する作品であるとのこと。過去2作は日本語版がリリースされているので、本作もどのような展開がされるのか気になるところです。
『カルカソンヌ』公式の限定収納箱販売開始!
Carcassonne & Coは、カルカソンヌの医学書デザインの収納ケース販売をはじめました。限定販売となっており、Cundcoのサイト上で購入することができます。
内箱内に仕切りがある他、職人が手作りで作っているようです。カルカソンヌファンの方は要チェックです。
アンロックシリーズ第4弾『Unlock! Exotic Adventures』発売決定!
Spacecowboys社は『アンロック!』シリーズの第4弾『Unlock! Exotic Adventures』を発売することを発表しました。『アンロック!』は協力型の脱出カードゲームで、スマートフォンアプリがゲームキーパーの役割を果たすのが特徴です。
今回も3つのシナリオが付属しており、エキゾチックな展開になるものと思われます。
- ・『William and the Boogeymen』
- ・『The Last Arabian Night』
- ・『Expedition: Challenger』
【新製品案内】本日『アンロック!:シークレットアドベンチャー』日本語版の案内を各取引先様に送付いたしました。今回は「ノーサイド物語」(彼が戻ってきた!)「ツームストーン急行」「オズの冒険者たち」の3本。
近日中に各店舗様で受注がはじまると思いますので、よろしくお願いいたします。 pic.twitter.com/hwyqxQ2kAM— ホビージャパン・ゲームツィート (@HobbyJAPAN_GAME) 2018年5月24日
第3弾までは日本語版の案内もされているシリーズ作ですが、第4弾の展開がどうなるのかも気になるところです。
おわりに
2018年5月28日~6月3日のボードゲームニュースでした。
その他の通常記事は、ニコのボードゲーム日記をご覧くださいませ。そいではまた来週!