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ゲームの得点について、何故10点刻みのゲームがあるのか?その1

10or1

今日はゲーム紹介についてではなく、ゲームの得点についてです。

得点を多く稼いだら勝ちみたいなゲームでは、ゲーム中に当然点をえます。
その際に得られる点数の単位の最小が1点ではなく、10点のゲーム(得点の最小単位が大きいゲーム)が存在します。

得られる点が1点得る、3点得る、5点得るみたいなのではなく、10点得る、30点得る、50点得るのようなことです。

ここで疑問が生まれることがあります。何故10点単位でこのゲームは得点が設定されているのだろう、なんで1点じゃダメなんだろう?と。

で、調べてみたり、分析してみて考えてみて以前から思っていた部分も合わせてみて理由を出してみました。
その1は高揚感について考えてみました。

1心理的な高揚感の問題

ゲームで盛り上がりは大切です。
もりあがるシーンといえば、得点が入る瞬間もその一つです。

例えば同じ価値でしか無くても、1点単位で得点を得るより、10点単位で得点が入るほうが嬉しいのではないでしょうか。

調べてみると10点や5点などまとまった数が最小の得点単位に設定されているゲームは、ギャンブルのような感じが多いようです。

具体例を上げると最近だとサイコロゲームのベガスや、ポーカーのチップなどもそうですよね。
別にベガスの4,000ドルのカードが別に4点のカード、1,000ドルのカードを1点のカードでもいいわけですし、ポーカーチップの基準となるような25のチップを1のチップとしても意味合い的には一緒ではあります。
(もちろんポーカーチップの単位はいろいろありますし、ポーカーの種類によっても異なりますが)

ギャンブルゲームといえば賭けによる緊張感が大事です。
ゲームのルールももちろん大事ですが、ギャンブルゲームの楽しさを作っているものの一つとして、多くの点数がかかっている時のひりひり感があるのは間違いないことだと思います。

最小単位が大きい方が、たしかに心理的な盛り上がり感が違います。
前にそのゲーム専用のチップを忘れた際に別のチップでちまちま一点単位でギャンブルテーマのゲームをやったことがありますが、全然盛り上がらなかった覚えがあります。

第一回目は導入と考察1、点数は大きい数字のほうが盛り上がるから、ギャンブルゲームなどはそう設定しているのではという直球的な理由で得点の最小単位が大きく設定されているのでは?という話でした。
考え始めたら面白く感じたので次回2に続きます。

それでは!また次回。

新しさを感じるゲームが好きなボードゲームギークです。 maskMenやルイスなどオリジナルボードゲーム作ったりもしたり。
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【全員正解の場合】最後に完成させたプレイヤーが敗者、
【不正解が1名だけの場合】そのプレイヤーが敗者、
【不正解が複数いる場合】最初に不正解を完成させたプレイヤーが敗者となります。
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