横浜店店長、初めての海外出張

【SPIEL’22】エッセンシュピール旅行記2022 〜JELLY JELLY GAMES初出展〜

【SPIEL'22】エッセンシュピール旅行記2022   〜ジェリカフェブース初出展〜

どーも! JELLY JELLY CAFE 横浜店のたがわです!

先日、ドイツ・エッセンで開催された「Internationale Spieltage SPIEL’22」(通称「エッセンシュピール」)に参加してまいりましたー!
「エッセンシュピール」は、巨大な展示場で毎年開催される世界最大のアナログゲーム展示即売会。世界中からアナログゲームのデザイナーや出版企業が集まる一大イベントです。
Internationale Spieltage 公式サイト

ジェリカフェも、例年社員数人で現地へ向かい一般入場者として参加、まだ見ぬ面白い海外ゲームを日本仕入れ/海外企業さんとの商談を行なっていたのですが、今年はなんと、初めてブース出展者サイドとしての参加!!
JELLY JELLY GAMESとして出版中の国産ゲームを海外に広めるべく、昨年発売した人気作「セカンドベスト」を引っさげ出展してきましたー!


 
 
例年社員が現地へ……と書きましたが、私たがわはエッセン出張は初同行…!というか初ドイツ!というか初ヨーロッパ!
世界最大のボドゲイベントのみならず、憧れの西洋の街並み……ワクワクが止まりません。
 
と、いうことで!ざーっくりと端折りながらですが、我々のドイツ旅行 出張記を綴ってみようと思います。

10月3日(月) 出発

2022年のエッセンシュピール開催期間は10月6日〜9日の4日間。(熟練ボードゲーマーにとっては当たり前なのかもですが、ボドゲの祭典4日間もやるのすごいですよね……!?)
 
まだ開催3日前ですが、イベント前日のブース設営だったり、そもそも移動にほぼ丸一日かかったりで、早めの出発。
朝9:00成田空港集合です。

エッセンに近い国際空港はデュッセルドルフなんですが、ロシア情勢の関係か直行便が取れず、スイス・チューリッヒで一度乗り継ぎをするルートに。

 
11:00頃成田を発ち14時間以上の空の旅……現地時間で18:30頃にチューリッヒ空港へ到着。これもロシア上空を避けるルートを取っているため普段より数時間多くかかっているそう。
 降りてすぐのとこに時計屋さんあるのスイスすぎませんか!?

20:00にチューリッヒを出発し、デュッセルドルフに着いたのは22:00頃。
日本時間では午前5:00……この時点で集合時間からは20時間ほど経っています。疲れて空港の写真撮り忘れました…。
 
ちなみに2022年10月時点で、ドイツでは入国にコロナ関連の検査や証明は特に必要無しになっており、到着は非常にスムーズでした。

そして空港からタクシーで30分ほどで、エッセン中央駅付近のホテルに到着!
 
 今回の宿泊先シティホテルエッセン(翌日明るくなってから写真撮りました)

23時を回っていましたが夕食を食べ損ねていたので、近所で唯一開いていたオシャレなカフェ?バー?で軽くおつまみをいただいてから就寝しました。

10月4日(火) 自由観光日

まさかのいきなり自由日!
いえ、まぁ、余裕を持って早めに現地入りしたのでね……! せっかくなのでまずはドイツを堪能しましょう。
 
ということで、観光候補地として下調べしておいた、ザ・ヨーロッパを感じられる城跡と城下町……「ハイデルベルク城」へGO!
エッセンからは特急列車を乗り継ぎ片道3時間と、とても出張の合間に日帰りで行くような場所じゃない気がしましたが、カッコいいお城とか大好きなたがわたっての希望で他の社員を引き連れ弾丸旅行へ。

ただの旅行記なので写真でぱぱっとご紹介!

 まずは情緒あふれるお店でランチ!

 高台に建つハイデルベルク城

 長く急な坂を登り続け城跡内へ

 城から見下ろす城下町。これでもかというヨーロッパの風景に感動!!

電車が数十分単位で遅れたり、切符を買うのにめちゃくちゃ時間がかかったり、降りる駅を間違えたりで、とにかく時間が無く城下町の散策はできずに本当に城跡内の観光だけで終わってしまいました……。
が、それでも大満足できるほどの風景を堪能できました!!

10月5日(水) 設営

さて、イベント前日!本格的にお仕事スタートです!

まずは、割り当てられたブースを下見に会場へ。
会場となる「MESSE ESSEN」は、エッセン中央駅から地下鉄に乗って20分ほどの場所。
 エッセン中央駅

 MESSE ESSEN 入口

丸の辺りが我々のブース

まずは垂れ幕を設置。

そう!何を隠そう今回は……将棋の普及活動をされている「ねこまど」さんと合同出展させていただきました!!

代表で女流棋士の北尾まどかさんは「どうぶつしょうぎ」を考案したことでも有名です。

世界へ将棋を広めるべく前年までもエッセンシュピールに出展されていた経験がある上、ドイツ在住の将棋プレイヤーさんたちもお手伝いに来てくださるということで、お力をお借りし合同で出展させていただきました!

会場でレンタルできたのは小さなテーブル1卓にイス6脚、レジにできそうなカウンター台が1台。
これだけでは商品の陳列もですが、実際にゲームを体験してもらう大事な試遊卓を十分に用意できません。基本的にどのブースもイスやテーブルは自前で用意している様子……。
 
ということで、ブース内で大まかにサイズを測った後…
 
やって来ました! IKEA!

会場からエッセン中央駅方面へ戻って少し行った先にIKEAがあり、ここでイスやテーブル、ゲームの展示・保管用の棚などを調達!
展示品の番号を控え倉庫からピックしてレジへ持っていくお馴染みのシステムは日本と一緒で、安心してお買い物できました。

会場へ何とか運び込んで組み立て……。
そして、ブース完成!

翌日からの本番に備え準備バッチリです!
設営が終わって一旦お疲れ様ということで、ねこまどメンバーさんたちと会場近くのドイツ料理店で夕食をご一緒しました。
 
 ドイツビールで乾杯!

 巨大な肉塊にソーセージ、ジャーマンポテト

ていうか酒場で将棋!!

ドイツではテーブルでボドゲを広げているのもそこまでおかしな光景ではないとのこと……。

僕は将棋はからっきしなんですが、我らがオーナー白坂さんはジェリカフェ姉妹店として「将棋カフェCOBIN」をオープンするくらいですから、しっかり将棋も嗜んでいらっしゃり……

ドイツ人プレイヤーさんにボコボコに負けていました。

10月6日(木)〜9日(日) イベント開始

いよいよ本番スタート!
 
開場時間は10:00〜19:00!
 
最後の準備のために9時ごろには会場入りしましたが、すでに一般入場口には入場待機列がかなり伸びていました。
限定◯◯個の先行販売……なんてゲームもたくさんあるので、人気ブースへオープン凸しようと思ったら早めに並ばないとですね。

そして開場!ブースの準備もばっちりです!
ねこまどさんたちの法被がかわいい

会場後すぐは自分たちのブースで待機していたのでしばらく後の写真ですが…


すごい賑わい!
 
出展者だけでなく入場者も世界中から集まってきているだけあって、平日にも関わらず会場内どこも賑わっておりました。
 
ちなみに入国制限は一切なかったドイツですが、イベント会場内はマスク着用義務あり。
マスクしていない方には係員さんが声をかけていたり、会場内以外だと公共交通機関内は着用必須だったりと、何となくその辺り緩いイメージがあったヨーロッパですが、ドイツは割としっかりとした対策をしているなと感じました。
 
 
開場から数時間は、やはり人気の大企業さんたちが出す大型ブースの集まるホールから混雑し始め、我々の出す小型ブースが集まる…言ってしまえば端っこのホールのほうはお客さん少なめ……。
とはいえお昼ごろにかけてどんどん人が増え始め、「セカンドベスト」に興味を持って声をかけてくれる方々も!
 
もちろん将棋の試遊卓も着々と埋まっていました!
海外の方々からしたら目を引く和風テイストなブースですし、日本のマンガやアニメなどで将棋を見たことがある方も割とたくさんいらっしゃいました。
すごいですね、ジャパニーズカルチャー!

セカンドベストも試遊してもらってなんぼ!
ブース前で立ち止まってくれた方には、遊んでみませんか?と声をかけてみます!拙い英語で!
とりあえず覚えた定型フレーズは「Would you like to try it?」

中学高校レベルの英会話しかできない我々でしたが、拙いルール説明もゆっくり聞いてくれる優しいお客さんばかり……!

2日目…3日目…とどんどん会場も盛り上がっていき、ねこまど&ジェリカフェブースも大盛況!!

例年参加している人の話によると、木金にあたる1〜2日目は平日とあって我々のように仕事関係で来ている方やゲームマニアの方が多く、土日になる3~4日目はファミリー層がぐんと増えるとのこと。

確かに、後半の方が男女カップルやお子さん連れのお客さんが少し多かった気がします。

「セカンドベスト」の良いところは、シンプルなルールの中に1つだけ特殊なルールを加えて味付けされているところ。
下手くそな英語でも基本のルールは大体理解してもらえる上、毎手番待ったをかけられる「セカンドベストルール」を体験した瞬間、みなさん「なるほど、こういうゲームか」と笑顔になってくれます。

これは……世界に通用するぞ……!

1人で来られたお客さんとは、自分が一緒に遊んだりして、
「Second Best!」「Oh No~!」なんて盛り上がって、
「良いゲームだったよ」と握手までしてもらっちゃったりして、

言語の壁を超えて楽しんでいる感がすごい!!!

遊んでくれたほとんどの方が「Very Coolなゲームだったよ」「シンプルなのに奥深くて驚いたよ」と素敵な感想を残していってくれたのが嬉しくてたまりませんでした!!
 
初めは英語力が乏しく、伝わらなかった部分は多言語版の説明書をお客さんにセルフで読んでもらう事も多かったのですが、連日同じゲームの説明を続けていると少しずつ伝わりやすい言い回しがわかってきたり定型文を覚えてきたりして、3日目あたりからはこちらの説明だけでスムーズに理解してもらえる事が増えてきました。

英語力上達には、実際に話すのが一番だと実感!
中学レベルの英語でも意外と何とかなります!

そんなこんなで4日間……。

…………。

「そんなこんな」で省略しちゃってすいません!!
でも、忙しくて写真をだいぶ撮り忘れてしまったんです!!

基本はブースでの接客して、合間を縫って海外ゲームの仕入れに会場を回って…としてたら、そんなこんなであっという間に4日間終わってしまいました。

せめてもの会場の様子として、会場内の屋台で買って食べたおいしいグルメの写真を……
 
 本場のプレッツェル。ベーシックな味だけどそれ故に美味しい!

 プルドポークバーガー。ホロホロのお肉にBBQ風の味付けで絶品でした!

 エッセン名物? 巨大ぐるぐるポテト!インパクトすごい

広大な会場内では、ホール同士をつなぐ中央通路やホールの端っこなどに様々な出店があり、ファストフードやスイーツが多めではありますが食事には困りませんでした。
 
 
最終日のみ閉場は18時。
持っていった「セカンドベスト」は、閉場の30分前くらいに最後の1個が売れ、無事完売いたしました!!

テーブル類を解体したりゴミをまとめたり軽く作業して撤収!
購入した組み立て家具たちはドイツ在住の将棋プレイヤーさんたちが持ち帰ってくれたので助かりましたが……海外から来ているブースの方々、どう用意してるんでしょう?
 
 
ちなみに…
ボドゲ売り場があると聞き、ホテル近くの大きな書店に立ち寄る時間があったのですが、
 

本屋のレベルじゃない!
 
本の売場の一角に日本の専門店レベルのボドゲコーナーがありました!
2階建てで、広めの文房具売場や子どものおもちゃコーナーもあるような本屋さんでしたが、想像を超える量のボドゲにびっくり!
  
 

10月10日(月) 自由日

二度目の自由日ですが、この日はまずデュッセルドルフへ全員で移動。
翌日早朝にデュッセルドルフ空港から出発予定のため、エッセンのホテルをチェックアウトしデュッセルドルフ内のホテルに1泊します。

半日ほど自由時間があり、周辺を色々と観光してきてめちゃくちゃ楽しんだのですが、長くなるので割愛……
といいつつ写真だけ……

 有名な高級ショッピングストリート・ケーニヒスアレー

 ライン川のほとりで優雅なランチ

 ヨーロピアンな街を散策

 
 

10月11日(火) 帰国

前述のとおり、朝7時過ぎにはホテルをチェックアウトしてタクシーでデュッセルドルフ空港へ。
 朝もやのかかるドイツの朝

 
十数分で空港に到着。
帰りも直行便は取れず、今度はオーストリア・ウィーン空港で乗り継ぎをします。
かなり余裕を持って空港へ来ましたが、9:50出発の便でウィーンへ。
 ドイツ最後の写真はデュッセルドルフ空港

ウィーンへは1時間半ほどで到着。
成田行きの便へ乗り換え、そこからさらに約12時間…。

成田へ到着したのは12日(水)の朝9:00頃!!!
時差で火曜日があっという間に飛び去りました。
 

9日間の旅が終わりました

初めてのエッセンシュピールでしたが、ボードゲーマーなら一度は憧れる一大イベントに出展者として参加という貴重な経験ができ大満足です!!
 
ここからはまだ先の話ですがこれをきっかけに、セカンドベストを海外で販売したいというメーカーさんから連絡をいただいたり、現地で見てきた海外ゲームをJELLY JELLY GAMESで日本語版制作させてもらえないかという連絡をしたり、新たなお仕事に繋がっていくことを願っています!

出張記、といいつつ半分くらいは観光先紹介みたいになってしまいましたが……
ドイツ・エッセンの雰囲気だけでもお伝えできていれば幸いです。

ここまでお読みいただいてありがとうございました!!!

自分が来年以降も参加して経験を重ねることができた暁には、行ってみたい・出展してみたい方の参考になるような記事も書きたいなぁー

アドリブ・ワード系ゲームが好きな、生粋の文系ボードゲーマー。見た目が美しいゲームにもホイホイ惹かれる。とにかくディクシット推し。
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