ギシンアンキノトウ  見え方が違う!疑心渦巻く塔の奪い合い!

2015年06月02日

今回は「ギシンアンキノトウ」の紹介です。

このゲームはトウを奪い合うゲームです。トウとは四面の側面があり、それぞれ明かりが灯っている(黄色い)、明かりが灯っていない(黒い)ところのあるコマです。

全部で6つの塔があり、この四面の灯り方はすべてのパターンが有ります。(4面全て明かりの灯っている4点のトウ、3点のトウ、2点のトウ×2、1点のトウ、全く灯っていない0点のトウ)

ゲームはより多くの側面に明かりが灯っているトウ(点数の高い塔)を獲得した方の勝ちです。(点数が4面ある側面の明かりの灯っている数になっているのです。)

しかし、プレイ中、プレイヤーはゲーム中トウの側面、二面しか見ることができません!

これが実に悩ましく、相手側からはトウはどう見えているのか!?果たしてどれがほんとうに欲しいトウなのか!?

想像するのは非常に楽しいです。

ゲームセット時は下のようなかんじ↓(赤ポーン青ポーンはそれぞれのプレイヤーのイメージです。)

fig_all

赤プレイヤーからは下のように見えています。

fig_red

※一番左以外は最低一個は明かりが灯っているので、一番左は一つも明かりのない0点のトウであることがわかります。

その上でゲームはどう進むかというと自分のほしいトウの上に自分の色のキューブを置きます。

ただし、キューブはさらに相手に上書きされるかもしれません。キューブは二個までしか置けないので、さらに置かれてしまうと相手のトウになってしまいます。この部分でお手軽ですが濃密な心理戦が楽しめます。

↓こんなかんじに重ねていきます重ねられるのは2個までで、優先権は上の色にあるので青のプレイヤーにこの当は奪われてしまいます。
set2

そうして各人2本ずつトウを取って点数の高い方の勝ちです。

とてもお手軽で、オクが深く、小出しになっている情報の見え方のおもしろさと心理戦のおもしろさがうまくミックスしたとても美しいゲームです。この機会に是非!

ギシンアンキに陥ることまちがいなしです!

現在は品切れ中ですが、ボードゲーム専門店すごろくやさんなどでもお取り扱いがあるようなので、気になる方はチェックしてみてください。

ちなみに、今は下のような特製桐箱仕様で売られている模様です。

gishin_pk1

ギシンアンキノトウ

【6月5日】金曜日の夜はみんなでレジスタンス!【週末レジスタンス】

2015年06月01日

weekend_resistance

金曜日の夜に「正体隠匿系ゲーム」のレジスタンスを楽しもう!という企画です!

レジスタンスとは?

プレイヤー達はレジスタンスとなって革命を起こそうとしています。しかし紛れ込んだスパイ達は邪魔をするため、リーダーは誰がスパイかわからない状況の中、毎回どのメンバーにミッションを任せるか選ばないといけません。レジスタンス側は会話や投票といった要素から誰が敵なのかを推理し、スパイ側は自分がスパイだとバレないように行動する必要があります。推理力と演技力が試される正体隠匿系ゲームです。

レジスタンスの特徴

レジスタンスの大きな特徴は以下の3つです。
・ゲームマスター(司会者)が必要でない。
・ゲーム終了まで脱落者がでない。
・5人から遊ぶことが出来る。

これらによる遊びやすさが「レジスタンス」の人気の理由です。

どんなイベント?

人狼にはやったことあるけどレジスタンスは知らなかった……
初心者でも気軽にボードゲームを楽しみたい!
という方々向けのイベントです。もちろん経験者の方の参加もOK! ルールを知らなくても、おひとりでも、お友だちと一緒に参加でもOKです!ぜひお気軽にご参加ください!

イベント開催概要

日時

6月5日(金)19:30〜21:30 (途中参加・途中退出OK)
*イベント終了後も追加料金ナシでレジスタンスを含む他のボードゲームで遊ぶこともできます。

料金

1500円(1ドリンク付き)
※ボードゲーム利用のお客様もイベントに途中参加できます。その際の参加費は無料です。

会場

JELLY JELLY CAFE
東京都渋谷区宇田川町10-2 新東京ビル202
アクセスはこちらから

参加方法

事前申し込みは不要です。当日直接お越しください。

ラミィキューブやるなら必須!?のタイマーアプリ「Turn Timer」

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先日JELLY JELLY CAFEにご用意しました「ラミィキューブ」。非常に頭を使うゲームなのですが、それゆえに時間がかかってしまう場合があります。

「あれとあれをくっつけたら手札のタイルが出せるな・・・あ、そしたらこれもいける!これもいけるんじゃないか・・・・?あっダメだ余っちゃう。」
なんてのを考える訳ですが、ゲーム後半になってくるとこういう状況が毎回続いてしまい非常にゲームのテンポが悪くなってしまいます。制限時間を設けるといいのですが、そういったツールもない…そんな時に便利なのがこのアプリです。

Turn Timer

アプリはiphone用です。時間は1分か2分を選ぶことができます。デザインは超絶シンプルで、1秒ごとに「コツ…コツ…」とタイマーが進み、残り時間が少なくなると音の間隔が早くなり、焦らせてきます。時間が表示されていないので、残り時間は感覚でしか分かりません。手番を終了するプレイヤーは画面をタップ。以上です。え?普通の携帯のタイマーでいいんじゃないかって?

普通のタイマーは開始→停止→リセット→開始という手順になります。スマートフォンの場合だと1プレイヤー約4タップでしょうか。しかし、このアプリは違います。次のプレイヤーに移るまでのタップ数はなんと1タップで済んでしまうのです。どういうことかというと、手番終了時に画面をタップしますが、その1タップでタイマーがリセットされ、自動的に開始されるのです。

これによってゲームのテンポが劇的に上がります。さらに、相手に考える時間を与えないという選択肢も出てきます。ラミィキューブや制限時間を必要とするゲームには必須ではないでしょうか。