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遊んでもらいたいボードゲーム紹介:コンコルディア

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今回はコンコルディアというゲームを紹介します。
分かりやすくシンプルなルールでありながら、本格的かつ独特なプレイ感を楽しめるとても面白いゲームです。

コンコルディアは古代ヨーロッパを舞台にコストを払って各地の都市に家を建てたり、建てた家から資源を産み出したり、それらを売買したりといった様々なアクションを駆使して得点を獲得していくゲームです。

各プレイヤーは様々なアクションが書かれた同じ内容のカードのセットを手札として持っており、時計回りに自分の手番になったらその中の1枚を選んでプレイし、対応するアクションを行います。1枚選んでプレイする。それだけ。アクションの種類も9種類とそんなに多くはありません。

ではこのゲームは単純か?というと決してそうではなく、このゲームならではの特徴があります。

一つ目は、プレイしたカードは捨て札となるため、次から使えないということです。
別のカードをプレイすることで、捨て札をまた使えるようになるのですが、それは一手パスに近いため、できるだけやりたくない。つまり減っていく手札の中で出来るだけ順序良く効率的にアクションを行うためにはどうすればいのか?を考える必要があります。これが非常に悩ましくて面白い。

二つ目は、カードはアクションを行うためではなく得点源にもなるということです。
アクションの一つにカードを購入して手札を増やすというものがあるのですが、これはアクションを増やすだけでなく、得点を増やすことにもなるのです。但しカードを購入するためにはコストが必要なので、手に入れた資源をカード購入に使うのか家を建てるなど他のことに使うのか、ここでも悩むことになります。

三つ目は、ここが私が一番好きなところなのですが、どのようなアクションを行ってもプラスになるということです。プラス5点かプラス10点かの差はあるかもしれませんが、あまり気にしないで大らかな気持ちでプレイしても楽しめるところがとても気に入ってます。

ゲームボードとカードのアートワークも素晴らしく、お薦めのゲームです。

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ボードゲーム歴8年ぐらい。最初に買ったゲームはカタンの開拓者。 自分がインストしたゲームで「楽しかった」と言ってもらえるととても嬉しいです。
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プロジェクトL

ピースを獲得し、枠にぴったりはめてパズルを完成させていく拡大再生産パズルゲームです。

自分の番では以下のアクションから好きな組み合わせで3回アクションを行います。

A.作りたいパズル枠を場から取り自分の前に置く。
B.1マスのピースを取る。
C.手持ちのピースを1つ戻し、代わりに戻したピースのマス数プラス1マスまでのピースを取る。
D.自分の前のパズル枠に手持ちのピースを置く。
E.自分の前の各パズル枠にそれぞれ1つずつピースを置く。(このアクションのみ1手番に1回まで)

パズルの枠が全て埋まったら完成で、示されている得点とピースを得ることができます。
完成させたパズルの合計得点が高いプレイヤーが勝利です。

パズルを完成させると使ったピースは全て手持ちに戻ってきて、さらに新しいピースがもらえるので、どんどん使えるピースの数が増えていってパズルが完成させやすくなっていきます。
パズルにぴったりハマった時の爽快感と使えるピースの数が増えていくワクワク感を味わえるゲームです。

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