ボードゲームって面白いですよね。
JELLY JELLY CAFEにおいてあるあのゲーム、このゲーム、またやってみたい名作ばっかりですよね。
全部のゲームが面白いと思うな!!
面白いゲームだけ厳選して購入して置いてあるからどれを遊んでも面白いんです。
この境遇にもっと感謝しましょう!
今回は僕がボードゲームを始めたての頃に出会った、それはそれはつまらないゲームのお話です。
「カタン」という超名作ボードゲームに出会ったのが15,6年前。他にもたくさんの面白いボードゲームなんてものがあることも知らずに数年をカタンだけで過ごしました。そんな時出会ってしまったんです。
東急ハンズのおもちゃコーナーで、「ジャッジメント」に。
カタンでボードゲームの世界に魅せられ、「あのカタンのように面白いジャンルの遊び、ボードゲーム!」と思いながら買った人生初のゲームです。
パッケージと中身です。すごい煽り文句ですね。
「裁判シミュレーションゲームの決定版!!」
当時の僕がパッケージを見てどれだけときめいたことか。
パッケージ裏にもこんな記載。カードGAME!!
「このゲームは、のぞき・陳列罪の軽犯罪から、替え玉・脱税・政治献金の大物事件まで、多彩な事件を盛り込んだ、奥の深~い、裁判シミュレーションカードGAME!!」
中に入っているカードは大きく以下の3種類。この3種類のカードを利用し、検事側と弁護側に分かれて戦います。
「罪状カード」
今回の裁判の争点となる罪状が書いてあるカードです。1枚めくって表向きに置いておきます。
文章には特にひねりもなく、罪状もありがちなくだらないものばかりです…
写真は「自転車をパクって窃盗罪」。ほかには「痴漢でわいせつ罪」とか「酔って喧嘩して傷害罪」とか。
「尋問裏どりカード」
検事側が所有するカードです。プレイ人数に応じた既定枚数を手札に持ち、目撃証言として被告を追いつめるために場に出します。
写真は「太った背の低い女が逃げ去るのを見た」という目撃証言。
ほかには「髪が長い」「O型の血痕」などの証言があります。
「アリバイ証拠カード」
弁護側が所有するカードです。プレイ人数に応じた既定枚数を手札に持ち、目撃証言に対応するアリバイを場に出します。
写真は「太った背の低い女」に対抗するための「被告は男です」のカード。絵がすべってますね。
ほかには「被告は髪が短い」「被告はB型」といったカードがあります。
1.罪状カードをめくって今回の罪を決める(雰囲気を出すためのモノ、なくてもいい)
2.検事が証拠を突きつける
3.弁護人がアリバイで証拠に対抗する
以降、2と3を手札が尽きるまで繰り返し、弁護人が言い逃れできない状況(弁護人の証言が矛盾する or 証拠に対応するアリバイがない)になれば検事の勝ち、最後までアリバイで凌ぐことが出来れば弁護人の勝ちです。
ここまでならぎりぎりゲームとしてありだったと思うんです。
僕が許せなかったのが次の尋問裏どりカード…
「2月16日、被告は何をしていましたか?」
これに対抗できるアリバイ証拠カードはたった1枚。
「2月16日、被告は、愛人と、沖縄で、スキューバダイビングを楽しんでいました」
48枚中、正解は1枚のみです。
手札を配った時に配られなかったらアウト!!このシリーズが何枚もあります。
戦略なんてなにもない、運ゲーです。それならサイコロ振るだけでいい・・・。
ちなみに、検事側、弁護側ともに「真っ赤な嘘DA----!!」というカードもあります。
これが出たら、直前に相手が言った言葉が無効になります。
○月×日系はこれでも切り抜けることが可能ですが、基本、真っ赤な嘘DA---!!が真っ赤な嘘DA----!!され、結局逃げきれないという糞な展開になります。
時間は有限、限りある資源です。
楽しいゲームで楽しい時間をすごしてください。
うちに置いといても仕方がないので、近いうちにJELLY JELLY CAFEに置いておこうと思います。
遊ぶか遊ばないかはあなた次第。