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遊んでもらいたいボードゲーム紹介:メトロポリス

metro

今回はメトロポリスというゲームを紹介します。表記によってはメトロポリィスとなってたりします。都市計画を立てて街にビルを建てていくゲームです。以前紹介したマンハッタンと雰囲気が似ていますが、ルールは大部違います。

マンハッタンでは手札をプレイすることでビル駒を置くことができましたが、このゲームでは競りによって誰がどの土地にビルを建てるのかが決まります。ルールはとても簡単です。

各プレイヤーは1~13の数字の書かれたビル駒を持っています。まずスタートプレイヤーは空いている土地にビル駒を数字が見えるように置きます。「俺は、ここにこのビルを建てるぞ!」と主張するわけです。そして次のプレイヤーはパスするか競り上げるかをします。
競り上げる際は、現在競りの対象になっている土地に隣接している土地に、より大きい数字の書かれたビル駒を置きます。
そうして競り上げていって他のプレイヤーが全員パスしたら、そこにビルが建ちます。建てる際には数字は伏せます。また競りに負けたビル駒はプレイヤーの手元に戻ります。

得点を取る手段はゲーム開始前に秘密裏に配られたカードによって決まります。赤い土地に建てたら○点とか、3つ繋がった状態になったら○点など。他にも盤上に置かれたチップを取ることで得点になったり、川によって区切られた地区(5つあります)の中で最も高いビルを建てたプレイヤーに点数が入るなどがあります。
そして、誰かの手持ちの駒がなくなったらその時点でゲーム終了。得点の最も多いプレイヤーが勝利します。

このゲームで私が面白いと感じるのは3点あります。
1つ目は1回の競りの中で競りの対象が変わっていくこと。競り上げる際には隣接している土地となるため、「アイツに競り落とされるのは悔しいけど、周りの土地はオレの得点にならないしなぁ、、、」となるわけです。その辺も考えながら競りを進めるととても面白いです。
2つ目は陣取り的な要素があるところです。隣接する土地で競り上げると言うことは、逆に言えば隣接する土地がなければ競り上げることができないわけで、袋小路を作ることで小さい数字で簡単に競り落とすことができたりします。これが上手く決まると気持ちいいです。
3つ目はゲーム序盤の手探り感です。最初のうちは他のプレイヤーの狙いが分からないため漠然とゲームが進むのですが、ある程度進むと狙いが見えてきてゲームがヒートアップしていきます。この序盤のふわふわしてるところがとても好きです。

箱やイラストも近代的なような懐かしいような独特の雰囲気があって素晴らしいです。シンプルなルールでちょっと変わった競りと陣取りができる良いゲームです。

補足
同じタイトル、というか非常に良く似たタイトルのゲームがあるのでご注意下さい。
今回紹介したのはデザイナーはセバスチャン・ポーションメーカーはイスタリです。ちなみに英語表記はMetropolysです。同じタイトルのはデザイナーがシド・サクソンメーカーはラベンスバーガーです。こちらの英語表記はMetropolis。ちょっと違います。なのでメトロポリィスと表記して区別されてたりします。

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ボードゲーム歴8年ぐらい。最初に買ったゲームはカタンの開拓者。 自分がインストしたゲームで「楽しかった」と言ってもらえるととても嬉しいです。
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今週のオススメボードゲーム

トゥキ

「TUKI(トゥキ)」では、プレイヤーは石や雪のブロックを使って「Tukilik / トゥキリク」を造るゲームです。

ただし、役に立つ道標にするためには、できるだけ早く、正確に造り上げる必要があります。

ゲームの手順は以下の通りです

①ラウンドの開始時にトゥキリクカード1枚引き、
ダイスをふって、その目の指示する向きに引いたカードを公開します。
②自分の手元の石と雪塊を積み上げて、カードに表示されたトゥキリクをできるだけ早く造ります。
もちろん、造るトゥキリクは、石の色や接触面がカードの表示と全く同じでなければなりません。
③全員が完成できたら答え合わせをします。
【全員正解の場合】最後に完成させたプレイヤーが敗者、
【不正解が1名だけの場合】そのプレイヤーが敗者、
【不正解が複数いる場合】最初に不正解を完成させたプレイヤーが敗者となります。
石3個使用の標準レベルと、石4個使用の上級レベルの2つの難易度で、全600種類の課題を用意しています。

『Ubongo / ウボンゴ』でおなじみのパズルゲームの第一人者、グレゼゴルツ・レヒトマンによる、
簡単なルールで、カラフルな石や雪のブロックの見た目が楽しい、大人同士でもファミリーでも楽しめる話題作です!

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