2011年にドイツ年間ゲーム大賞エキスパート部門でノミネートされた、薔薇戦争をテーマにしたワーカープレイスメントです。
2人から5人まで遊ぶことができます。他のワーカープレイスメントと同じく各アクションは1人しか使えませんが、このゲームではより強い騎士を使うことで他の騎士を追い出すことができます。各アクションでは、より多くアクションを行うために騎士の増強させるほか、ボーナスが獲得できる法律を自分にとって有利なものにするために、貴族タイルをもらうことができます。ボードの横に表示されている法律は、全プレイヤーの投票によって新しいものに変わっていきます。各プレイヤーは1票ずつしか持っていませんが、これらは貴族タイルの数だけ増やすことができます。自分にとって利益となる法律にするためには、自分の騎士を強くする代わりに、貴族タイルをもらわなければなりません。
また、このゲームはアクションやボーナス処理の順番が決まっており、それがまた意地の悪い順番になっています。そのため、最後まで安心できないという点もポイントです。
ゲームの流れは簡単で、手元のサマリーでもわかりやすくなっています。考えるポイントが多く非常にやりごたえのあるオススメのゲームです。
- ゲーム名
- Lancaster
- 作者
- Matthias Cramer
- 発売年
- 2011
- メーカー
- Queen Games(ドイツ)
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