シュタウファー家のハインリヒ6世を題材とした「シュタウファー」
円形の大きなボードが特徴的な、いわゆる重ゲーです。
2人から5人用ゲームで、プレイヤーは王の重臣となります。王は史実の通り各国を巡察しているため、プレイヤーはあらかじめ各国に自分たちの手駒を送り、自分だけの利益を狙うことが目的です。手番では「補充」か「配置」のどちらかのアクションを必ず行います。特徴的なのは、手番プレイヤーの決め方です。前ラウンドで補充を先に選んだプレイヤーから順に行い、次に配置を後に選んだプレイヤーから順に行います。手駒の数はプレイヤーによって差が出てくるため、他のプレイヤーよりも多く手番を行うプレイヤーもいます。
勝利点を狙うためには配置を行わなければなりませんが、配置するためには補充によって手駒を増やす必要と、次ラウンドで手番が遅くなってしまうというリスクがあります。先の先まで考える必要があり、得点要素も多いため、さまざまな戦略が必要となりますが、非常にやりごたえのあるゲームとなっています。