古代ローマの闘技場を舞台にレースをするゲーム「アベ・カエサル」。
ルールはとても簡単でプレイ時間も比較的短いですが、非常に盛り上がるゲームです。
3人から6人用ゲームで、コースを3週して先にゴールしたプレイヤーの勝利となります。プレイヤーは好きな色を選び、その色のコマとコイン、数字の書かれたカードの山を受け取ります。スタートプレイヤーから順に、手札から1枚カードをプレイし、そのカードに書かれている数字の分だけ自分のコマを進めます。
コマの進め方のルールとして、1つのマスには1つのコマしか存在できません。また、他のコマのいるマスを通り抜けて追い抜くことはできません。よって、前のコマがジャマで進むことができない場合はパスをしなければなりません。進むことができるカードを持っている場合は、不利になってしまったり、遠回りになってしまう状況でもカードをプレイしなければなりません。しかし、カードすべてを使い切って進むことのできるマスにはあまり余裕はなく、遠回りをしすぎているとゴールできなくなってしまいます。
また、レース中にレースを見ている皇帝に対して「アベ・カエサル!(皇帝万歳!)」と宣言しなければなりません。宣言できなかったプレイヤーはレースから脱落してしまいます。
相手にジャマをされてしかたなく回り道をしたり、うまくジャマをして有利にレースを運んだりと、非常に盛り上がるゲームとなっています。「アべ・カエサル!」はぜひ大きな声で宣言してくださいね。
また、このゲームは近未来レースゲームとしてもリメイクもされています。