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1986年ゲーム大賞受賞作品「アンダーカバー」。でもパッケージには「Heimlich&co」の謎

undercover

当店にも置いてある正体隠匿系ボードゲーム、「アンダーカバー2」。プレイヤーがスパイとなってプレイする前作アンダーカバーに、機密書類カードというアクションカードと追加ルールを加え、2となった作品です。正体隠匿系のゲームといえば、人狼などが挙げられますが、このゲームはすごろくの様にコマを動かしていく、一風変わったテイストとなっています。プレイヤーはエージェントのボスとなり、自分のエージェントを使って勝利を目指します。自分のエージェントコマは決まっていますが、サイコロの出目を相手のコマにも振り分けることができます。そのため、最初から露骨に動かすと自分のコマがバレてしまいます。いつ相手を出し抜くかということが必要になります。

そんなボードゲームですが、日本語訳された説明書には「アンダーカバー」と書かれているにもかかわらず、パッケージには「Heimlch&Co」の文字。一体どういう関連性があるのでしょうか?

まず、「アンダーカバー」。英語では「undercover」、「秘密の」という意味の形容詞です。

次に、「heimlich」。これはドイツ語で「密かな」、「こそこそ」を表す単語です。カタカナ読みならヘイムリッヒハイムリッヒと読みます。
そして「&Co」。これは「&Company」の略で、〜会社を意味します。
二つを合わせて意訳すれば、「秘密結社」といったところでしょうか。

全く関係なさそうに思える2つのゲーム名ですが、実はちゃんと関連性があったのです。

ぜひ一度、スパイになった気持ちで「アンダーカバー」をプレイしてみてくださいね!

ボドゲに限らずゲーム全般がすき。チョコとラムネと鳥もすき。
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トゥキ

「TUKI(トゥキ)」では、プレイヤーは石や雪のブロックを使って「Tukilik / トゥキリク」を造るゲームです。

ただし、役に立つ道標にするためには、できるだけ早く、正確に造り上げる必要があります。

ゲームの手順は以下の通りです

①ラウンドの開始時にトゥキリクカード1枚引き、
ダイスをふって、その目の指示する向きに引いたカードを公開します。
②自分の手元の石と雪塊を積み上げて、カードに表示されたトゥキリクをできるだけ早く造ります。
もちろん、造るトゥキリクは、石の色や接触面がカードの表示と全く同じでなければなりません。
③全員が完成できたら答え合わせをします。
【全員正解の場合】最後に完成させたプレイヤーが敗者、
【不正解が1名だけの場合】そのプレイヤーが敗者、
【不正解が複数いる場合】最初に不正解を完成させたプレイヤーが敗者となります。
石3個使用の標準レベルと、石4個使用の上級レベルの2つの難易度で、全600種類の課題を用意しています。

『Ubongo / ウボンゴ』でおなじみのパズルゲームの第一人者、グレゼゴルツ・レヒトマンによる、
簡単なルールで、カラフルな石や雪のブロックの見た目が楽しい、大人同士でもファミリーでも楽しめる話題作です!

このゲームを詳しく見る