こんにちは、今回はゲーム創作に関する持論を一つ展開しようと思います。
ずばり、嫌いなゲームに注目してみましょう。
なんで嫌いなゲームなのか、好きなゲームの好きな部分に注目したいし、そのほうがいいんじゃないかと思っている方もいると思います。
逆に好きなゲームに注目してゲームを作るとどうなってしまうのかというアプローチから話を広げていこうと思います。
さて、よく創作ゲームの作り始めに、あのゲームとあのゲーム、好きなゲームの好きな部分を合わせてつくってみました!という話や主張を耳にしますが、これは非常に危険な場合が多いです。
いきなりですが好きなゲームを参考にしてゲームを作りました!
まず、多くの場合作ったゲームは、好きなゲームの劣化コピーです。
何故かと言うとあなたには好きなゲームの好きな部分というのを表現したいという思いがあるからです。そういう意識のもとゲームを作るとどうなるか、できたゲームはもとのゲームになるでしょう。
また、好きなゲームの好きな要素同士を融合させるというのは高等テクニックであります。
システム(仕組み)の相性のよさが必須であります。もちろん相性が良ければ良いですが!
またたとえ相性が良くても、その組み合わせのゲームは誰かが思いついてすでに出している可能性が高いので注意です。自分の思いついた組み合わせは他の人も思いついている可能性が高いでしょう。
もちろん相性があまり良くない場合はうまくそれをつなげてあげる工夫が必要です。
しかしその工夫というのは意識してもいきなり生まれることは殆ど無いでしょう。
なぜかというとどこに問題があるのかという原因をそもそも発見しにくいからです。それはそう、元の材料がよく出来ていてあなたの愛しているゲームの部分なのですから。
(画像がないのは寂しいので昔作ったアクションゲーム案の絵です↓アクションゲームの嫌いな部分飽きた部分を払しょくするために作成しようとしていました。かを叩くゲームです。)
というわけで嫌いなゲームのターンです。
それではいよいよ嫌いなゲームからのゲーム作りに入ります。
最初に当然ですが参考にする自分の嫌いなゲーム、苦手なゲームを探します。
・・・まず、いいところは多くの場合は探す必要はないです。
好きなゲームを参考にする場合は色々目移りしてしまいがちですが、嫌いなゲーム、苦手なゲームは少数であり、しかもよく覚えているものですから!
次に参考にすべき点、材料(苦手な部分、嫌いな部分)問題点をさがし、改善する案を出します。
これも探したりする必要なく気づいているし、改善についても割とよく考える事が多いのではないでしょうか。
嫌いなゲームから入るゲーム開発が好きなゲームを使ったゲーム開発と違うのは、問題意識をきちんと持っており、問題の部分がどこなのかという意識を持っていることにあります。
またそうして出来上がったゲームは自然と新しくなることでしょう。なぜなら元のゲームが、あなたは苦手、嫌いだから、決して同じゲームにはならないでしょう。
そんなこんなでゲームを作る際には嫌いなゲーム、苦手なゲームに注目してはどうでしょうというお話でした。