こんにちは!ボードゲームカフェスタッフのヨジーです!
みなさま「ボードゲームって何であんなに箱が大きいんだろう…」って思ったことはありませんか?
確かに、ドイツのボードゲームは日本のボードゲームに比べて外箱が大きいイメージがあります。
今回、その点について名古屋にあるボードゲームショップ「ゲームストア・バネスト」の中野さんがTwitterでつぶやいていたのでご紹介します!
箱の件に関してはもう1回しゃべっておきます。箱の大きい小さいですが、ゲームは「商品」として、ある程度の箱の大きさを求められる場合が多々あります。(続)
— masayuki nakano (@banestolive) 2014, 3月 12
1つは、箱そのものが緩衝材になります。よくなぜ箱にあんなに余裕があるんだろう?という疑問をもたれることがありますが、箱や入れ子自体がクッションとなり、ゲームの破損をサスペンションしています。箱はたしかに多少へこみますが、ボードやカード類にダメージが入るよりかはマシでしょう。(続)
— masayuki nakano (@banestolive) 2014, 3月 12
ウチもそうしたもので難儀しますが、ボードやカードが壊れるに比べればマシだと思います。過去にぎりぎりのものがあり、箱のヘコミでボードが折れていたことがあります。(続)
— masayuki nakano (@banestolive) 2014, 3月 12
続いて、ある程度の箱の大きさは万引き防止に一役買います。ある一定以下の箱の大きさしかないゲームは販売店は本当に嫌がると、いくつかのメーカーは言っておりました。(続)
— masayuki nakano (@banestolive) 2014, 3月 12
もう1つあるのは、ある程度の箱の大きさで、限られた売り場のスペースを占める(他のメーカーの排斥する)ことが出来るようです。棚を占めることで販売戦略に影響するようです。だから箱の規格をそろえたりすることはメリットがありますし、そういう戦略を取ってきたメーカーもあるようです。(続)
— masayuki nakano (@banestolive) 2014, 3月 12
もう1つあるとすると、メーカーの体面的なこともアリ、やはりフルサイズのボードゲームを出すことがステイタス的なイメージが多少あるようです。いつもボードゲーム出すところが、新作がカードゲームだと「今年はカードゲームになってしまった」という言い方をしたところがあったりします。(続)
— masayuki nakano (@banestolive) 2014, 3月 12
日本だと、やはり「なるべく小さなもの」とかの流れがあるかと思いますが、さまざま事情があるようです。実際、いくつかのボードゲームの新興国のメーカーなどは、そのあたりの意識は日本の感覚と同じく、さほど大きくないコンパクトなイメージで作るところもあります。失礼いたしました。(終)
— masayuki nakano (@banestolive) 2014, 3月 12
なんと、万引き防止など様々な理由があったんですね…!勉強になりました!!