中世の写本師となり、ドラフトや競り形式でカードのやり取りをする「ビブリオス」。欲しいカードが取れないジレンマや、競り形式で相手に欲しいカードが取られて欲しかったりと、様々な戦略が必要なゲームです。
2人から4人用ゲームで、プレイヤーは修道院長となって、貴重な書物を複製することが目的です。ゲームに使うカードは5つの分野に分かれており、それぞれの分野において価値が決められています。始めに、全てのカードがなくなるまでカードを分配します。手番プレイヤーは山札からプレイ人数より1枚多い枚数を引き、一番欲しいカードを手札として残りは競り札と他のプレイヤーに分配します。それを繰り返して山札が無くなったら競りの開始です。競り札としてとっておいたカードを競り形式で購入します。もちろん、手札にあるカードでしか入札できません。競り札も無くなったらゲーム終了です。手持ちにあるカードを分野ごとに分け、それを決められた価値で計算します。最も多くのポイントをゲットしたプレイヤーの勝利です。
ゲーム中には分野ごとの価値を下げたり上げたりするカードももちろんあり、相手の作戦を狂わせることもできます。様々な要素が取り入れられており、様々な作戦が必要なゲームです。