ゲームの得点について、何故10点刻みのゲームがあるのか?その1

2015年09月29日

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今日はゲーム紹介についてではなく、ゲームの得点についてです。

得点を多く稼いだら勝ちみたいなゲームでは、ゲーム中に当然点をえます。
その際に得られる点数の単位の最小が1点ではなく、10点のゲーム(得点の最小単位が大きいゲーム)が存在します。

得られる点が1点得る、3点得る、5点得るみたいなのではなく、10点得る、30点得る、50点得るのようなことです。

ここで疑問が生まれることがあります。何故10点単位でこのゲームは得点が設定されているのだろう、なんで1点じゃダメなんだろう?と。

で、調べてみたり、分析してみて考えてみて以前から思っていた部分も合わせてみて理由を出してみました。
その1は高揚感について考えてみました。

1心理的な高揚感の問題

ゲームで盛り上がりは大切です。
もりあがるシーンといえば、得点が入る瞬間もその一つです。

例えば同じ価値でしか無くても、1点単位で得点を得るより、10点単位で得点が入るほうが嬉しいのではないでしょうか。

調べてみると10点や5点などまとまった数が最小の得点単位に設定されているゲームは、ギャンブルのような感じが多いようです。

具体例を上げると最近だとサイコロゲームのベガスや、ポーカーのチップなどもそうですよね。
別にベガスの4,000ドルのカードが別に4点のカード、1,000ドルのカードを1点のカードでもいいわけですし、ポーカーチップの基準となるような25のチップを1のチップとしても意味合い的には一緒ではあります。
(もちろんポーカーチップの単位はいろいろありますし、ポーカーの種類によっても異なりますが)

ギャンブルゲームといえば賭けによる緊張感が大事です。
ゲームのルールももちろん大事ですが、ギャンブルゲームの楽しさを作っているものの一つとして、多くの点数がかかっている時のひりひり感があるのは間違いないことだと思います。

最小単位が大きい方が、たしかに心理的な盛り上がり感が違います。
前にそのゲーム専用のチップを忘れた際に別のチップでちまちま一点単位でギャンブルテーマのゲームをやったことがありますが、全然盛り上がらなかった覚えがあります。

第一回目は導入と考察1、点数は大きい数字のほうが盛り上がるから、ギャンブルゲームなどはそう設定しているのではという直球的な理由で得点の最小単位が大きく設定されているのでは?という話でした。
考え始めたら面白く感じたので次回2に続きます。

それでは!また次回。

渋谷で毎週金曜に開催される「オールナイト人狼」に行ってきました!

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JELLY JELLY CAFEでは毎週日曜日の夜に日曜人狼というイベントを行っております。そのイベントでスタッフ兼GMをしている私がくぶちですが、今回はオールナイトで人狼ができるとのことで渋谷の「トリガー」さんに足を運んでみました!

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お店に入るとまず目に飛び込んでくるのは壁一面のマンガ。このお店は「運命のマンガと出会う!読んで飲んで語りあうマンガサロン」と名打つお店であり、マンガが読めるスペースもといマンガと出会うことができるスペースなのですが、その「トリガー」さんで毎週金曜に開催されるイベント、「オールナイト人狼」に参加させていただきました。

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11時30分から翌朝5時までで3000円1ドリンク付き(ソフトドリンクは飲み放題)で、料金はイベントに参加すればするほど割引されます。終始喋り続けなければならない人狼ゲームにとって、ソフトドリンク飲み放題はとてもありがたいです。参加回数を記録するポイントカードが名札代わりとなり、自分の名前を書いたら開始までそわそわしながら待ちます。

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イベント参加者はじわじわと増えて13人ほどの村がつくられました。人狼になれた人ばかり集まるんだろうな〜と思いつつ参加したイベントでしたが、初めての方や初心者の方も参加しており、わいわいとした雰囲気でプレイすることができました。もちろん経験者も多いのですが、初心者だからといって処刑してしまうと不利になってしまう場合も多いので、経験者も初心者も協力しなければならないというのが人狼ゲームの良いところですね。

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また、マンガサロンという環境なので、処刑や人狼の襲撃によってゲームから脱落してしまっても4000タイトルを超えるマンガを読んで時間を潰すことができるというのも魅力的です。

「人狼ってやったことないけど興味あるなあ・・・」
「人狼がやりたいけど人が集まらない・・・」
「夜のイベントだと次の日仕事があるから金曜なら・・・」

という方にはぜひおすすめしたいイベントです!

JELLY JELLY CAFEで毎週日曜夜に行われている日曜人狼もぜひよろしくお願いします!

オール人狼WEBマガジン | 東京・渋谷にて毎週金曜日23:00~5:00で絶賛開催中
マンガサロン『トリガー』
【日曜人狼】毎週日曜の夜はみんなで人狼!| JELLY JELLY CAFE

第4回学生ボードゲーマー交流イベントを開催します!

2015年09月28日

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学生のみなさんは、どこで誰とボードゲームをやってますか?ボードゲームサークル?それとも友達の家で?
基本的にボードゲームショップ等で開かれるボードゲーム会に足を運ばなければ、いつも同じ人たちとボードゲームで遊んでいると思います。
そこで、もっといろんな人とボードゲームで遊んでみたい!とくに年齢の近い人たちと!という学生の方向けボードゲームイベントを開催します!

どんなイベント?

「いつもと違う人とボードゲームで対戦してみたい!」
「他の学生ボードゲーマーの友達を作りたい!」

という方々向けのイベントです。イベント終了時にイベント参加者の方たちでLINEまたはFacebookのボードゲームグループを作成します。(グループ参加は自由)。お友だちと一緒に参加でもOKです!ぜひお気軽にご参加ください!

イベント開催概要

イベント参加条件

学生であること(学生証の提示をしていただきます。)

日時

12月8日火曜日
19:00〜24:00 (途中参加・途中退出OK)

料金

1500円(2ドリンク付き)

定員

約30名

会場

JELLY JELLY CAFE
東京都渋谷区宇田川町10-2 新東京ビル202
アクセスはこちらから

参加方法

事前申し込みは不要です。当日直接お越しください。

たくさんのお客様をお待ちしております!

遊んでもらいたいボードゲーム紹介:王への請願

2015年09月26日

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今回は王への請願というゲームを紹介します。
しばらく手に入りづらくプレミアが付いていたのですが、ちょっと前に日本語版が発売され入手しやすくなりました。
こういった過去の名作が遊びやすくなるのは嬉しいことですね。

プレイヤーは王様に願い事を聞いてもらうために頑張ります。
「国民のために税金を下げてください」とか「ボクだけのハーレムが欲しい!」とかそんなのだと思います。
もちろんいきなり王様が話を聞いてくれるわけはないので、プレイヤーは身分の低い者から徐々に偉い人を味方につけて、最終的に王様を説得した者がゲームに勝利します。

ゲームのルール的な説明をすると、プレイヤーは最初ダイスを3個持っています。
それを振って役を作ります(1ペアとか出目の合計が15以上とか)。
特定の役ができると役に対応したキャラクターカードを獲得します。キャラクターカードはダイスを操作する効果があって、ダイスを振る数を増やしたり、振りなおしたり、出目を操作したりができるようになります。

最初のうちはカードが少ないので簡単な役しか作れないため農夫とか下女といった下っ端しか手に入りませんが、ゲームが進むと貴族とか司教とか偉い人(=強力な効果を持つカード)を手に入れることができます。
そうして誰かが王妃のカードを入手するとゲーム終了のフラグが立ち、全てのプレイヤーが順にダイスを振り一番強い役を作ったプレイヤーが勝利します。

このゲームの面白いところは、ダイスゲームというと運試し的なゲームが多いのですが、カードの効果で出目が操作できることから、どのカードを取ったほうが良いか?いつカードの効果を使えばよいのか?といった戦略的な要素が加わりゲーム性が高まっています。

また、私がこのゲームで気に入っているのは、最後に王様に願い事を聞いてもらうため、だんだんと偉い人を味方につけて王様の前で奇跡を起こしてやる!というゲームの設定とダイスを振って役を作るというゲーム性がバッチリはまっているところです。

以前のバージョンではリアルっぽい絵柄で非常に雰囲気が良かったのですが、日本語版になり可愛らしい絵柄に変わりました。古いバージョンは下の画像を見てみてください。
好みはあると思いますが、初めて遊ぶのであればゲーム性は同じなので手に入りやすい日本語版をお薦めします。

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王への請願

購入はこちら

<キャンペーンは終了いたしました>【日曜人狼】に5回参加で「うそつき人狼」割引いたします!

2015年09月25日

<キャンペーンは終了いたしました>

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みなさん人狼やってますか?人疑ってますか

JELLY JELLY CAFEでは毎週日曜日の夜に、人狼イベント「日曜人狼を開催しております。毎回初心者の方が参加してくださる中、常連の方もいらっしゃるようになり、大変うれしく思っています。どんなイベントかは上のリンクをごらんください!

そこで!日曜人狼に5回以上参加してくださった方に、イベントでも使用している「うそつき人狼」を500円割引で販売いたします!しかもプロモカード「勇者」付き!

ちなみに3回来てくださった方には人狼用ネームカードも作成しています。

日曜夜は人狼!ぜひぜひご参加ください!

シルバーウィークも休まず営業いたします!

2015年09月17日

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最近涼しくなってきて、気持ちの良い季節になってきました!みなさんシルバーウィークの予定は決まっていますか?

連休の日こそボードゲーム日和!JELLY JELLY CAFEはシルバーウィークも休まず営業いたします!

また、現在期間限定でナゾ解きイベント「ナゾトキューブリック」を開催中です!時間は19時からの受付となっております。詳しくはコチラ!ヒントを使わずにクリアできればランキングに載せさせていただきます!

お友達とボードゲームをするもよし、ふらっと立ち寄ってドリンクを飲むもよし、ナゾ解きで頭を悩ませるもよし、皆さまのご来店をお待ちしております!

遊んでもらいたいボードゲーム紹介:オールドタウン

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今回はオールドタウンというゲームを紹介します。
結構昔のゲームなので、手に入りづらいかもしれませんが、パズル好き・謎解き好きな方にお薦めのゲームです。

ゲームボードには古い地図が描かれています(画像はリメイク版で、ボードではなく布になっています)。そこはかつてゴールドラッシュで栄えたアメリカ西部の町であり、プレイヤーはヒントを元にどの場所にどんな建物が建っていたのかを明かしていきます。

プレイヤーは手番になったらカードをプレイします。
カードには「教会は墓地の見える場所に建っていた」とか「馬小屋はメインストリートの北側に建っていた」など、建物がどこに建っていたかを示すヒントが書かれています。
例えば「教会は墓地の見える場所に建っていた」をプレイした場合、教会のかかれた赤いタイルを墓地の周りに置きます。そして、可能性を絞るようなカードを出したプレイヤーは対応する赤いタイルを獲得します。

ゲームが進むにつれて、どんどん可能性が絞られていきやがて町の全貌が明らかになります。
そうなったらゲーム終了。もっとも赤いタイルを獲得したプレイヤーが勝利します。

このゲーム見てのとおり雰囲気がいいのがポイントです。ゲーム的には非常にロジカルなんですが、テーマとシステムがかみ合っていて、徐々に建物が確定していく感じはとても楽しいです。

難点を言えば、カードをプレイする際にややこしい制約があり、理解しづらいのが玉にキズ、、、
なので、最初に書いたとおりパズル・謎解きが好きな人にはお薦めします。
それ以外の人には、もし興味があれば、、、ぐらいの感じです。

機会があったら遊んでみてください。
ちなみに上のゲームが、終了時には下の画像のようになります。

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遊んでもらいたいボードゲーム紹介:マルコポーロの足あと

2015年09月10日

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今回はマルコポーロの足あとというゲームを紹介します。
最近個人的にドハマリしているゲームでして、先日派票された2015年ドイツゲーム賞で第1位に選ばれました

プレイヤーはマルコポーロの仲間となってベネチアから北京を目指します。
他にも各都市に立ち寄り交易所を建てて特典を得たり、資源を市場で獲得した商品をつかって契約を達成したりします。それらの行動を通じて特典を獲得し5ラウンド行って、最も特典の高いプレイヤーが勝利します。

各プレイヤーはキャラクターを受け持った状態でゲームが始まります。各キャラクターは個別に特殊能力をもっており、上手に活用してゲームを進めます。各プレイヤーはラウンドの開始時にダイスを振り、そのダイスをコストとして支払うことで様々なアクションを行います。ここでポイントになるのが各アクションをそのラウンドで最初に行ったプレイヤーはダイスを支払うことでアクションを行えますが、2人目以降はダイスに加えてお金を支払う必要があるということです。基本的にダイスの目が大きいほうが強いアクションが行えるのですが、ダイスの目が大きいほうが支払う金額も多くなるのです。
ここが悩みどころで、どのアクションを優先して行うか他のプレイヤーの動向も見極めつつ決める必要があります。

また、キャラクターの特殊能力がぶっ飛んでるのもこのゲームの特徴です。
上で触れた内容を軽く覆してくれる能力を持っています。
・アクションを行う際にお金を支払わなくて良い
・ダイスを振らなく良い(好きな目を使える)
・最初から北京にいる
など、今までの説明はなんだったのか?となるレベルです。それでもゲームのバランスが取れているのが素晴らしいです。

このゲーム、5ラウンドというのが実に絶妙で、何をやるにしてもいっつも少し足りないところでゲームが終わってしまいます。
なので、「あの時ああしてれば、もっと上手くやれたはず、、、」「次はもっと上手くやれるはず、、、」リプレイ性が高いです。

リッチなコンポーネントと濃い目のアートも魅力的で、非常に中毒性が高いゲームです。

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購入はこちら

チーキーモンキー めくって大騒ぎ!

2015年09月08日

今回はチーキーモンキー(モンキービジネス)の紹介です。

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チーキモンキーは、とにかく動物のチップを集めるゲームです。
集め方はとにかく袋からチップを引くだけです。
何枚でも引けますが、同じ動物を引いてしまったら今引いたものは全て没収です。

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また、動物ごとに枚数、レア度が違って、ゲームの最後に一番集めている人には嬉しいボーナスがあります。

その他にも、人からチップを奪ったり、奪われないように、チップをうまく重ねたり、サルのチップでいたずら!入れ替えてみたり!

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とても簡単で、考えるところもあるけど、時には強運もひつようだったり、わーわー盛り上がれるオススメのゲームです。

いろいろなバージョンが出ていますが、僕はコンパクトに持ち運べるこの黄緑のパッケージのピアトニク社のやつが好きです。

モンキービジネス(チーキーモンキー)

遊んでもらいたいボードゲーム紹介:海賊組合

2015年09月03日

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今回は海賊組合というゲームを紹介します。
短めのゲームでありながら、考えどころのある良作です。

プレイヤーは海賊になります。船を襲うために仲間を集めるのですが、手伝ってくれた仲間にはもちろん報酬を払わなくてはいけません。なので上手にやり繰りしながらお金を稼ぐ必要があります。

各プレイヤーは5個の海賊駒を持っています。駒には数字が書かれていて、これは船を襲った際にもらえる報酬となります。数字の大きい駒は強そうに見えますが、実は関係ないです。単に給料が高いだけ。?が書かれてるやつは気まぐれで襲う船によって報酬が変わります。

場には襲われる船が並びます。船には襲うといくらお金がもらえるかが書いてあります。また船には強さがあり、最低何人の海賊で襲う必要があるのかが示されています。

手番になったらプレイヤーは海賊駒を動かすか、船を襲うかのどちらかを行います。海賊駒を動かす場合は、自分の駒を他のプレイヤーの駒の上に置きます。また、動かす駒の下に他の駒がある場合はそれも一緒に移動します。つまり一番上の駒はリーダーであり、手下と一緒になって他の海賊達と合流しより大きな組合になるというわけです。

船を襲うのに十分な組合になったらリーダーは船を襲います。リーダーは船にかかれた金額をいったんストックから受け取るのですが、そのあとで手下たちに報酬を払わなくてはなりません。もし船から奪ったお金より報酬のほうが高くなった場合はどうなるのか?悲しいことにリーダーは自腹を切らなくてはならないのです!

全ての船を襲ったらゲーム終了。最もお金を稼いだプレイヤーが勝利します
他にももうちょっと細かいルールがありますが、だいたいこんな感じです。ルールは単純なほうだと思います。

このゲーム遊び始めると分かるのですが、ジレンマがしっかり組み込まれています。つまりお金を稼ぐためには自分の手下は他のプレイヤーの部下になりたいのですが、自分の駒を動かすとリーダーになってしまうのです。ここを上手くプレイする必要があり頭を捻ることになります。

うっかり下手を打つとお宝を手下に奪われてしまう、油断のできないゲームです。

世の中すべてのボードゲームが面白いと思うな!!裁判シミュレーションゲームの決定版「ジャッジメント」

2015年09月02日

ボードゲームって面白いですよね。
JELLY JELLY CAFEにおいてあるあのゲーム、このゲーム、またやってみたい名作ばっかりですよね。

全部のゲームが面白いと思うな!!

面白いゲームだけ厳選して購入して置いてあるからどれを遊んでも面白いんです。
この境遇にもっと感謝しましょう!

今回は僕がボードゲームを始めたての頃に出会った、それはそれはつまらないゲームのお話です。

「カタン」という超名作ボードゲームに出会ったのが15,6年前。他にもたくさんの面白いボードゲームなんてものがあることも知らずに数年をカタンだけで過ごしました。そんな時出会ってしまったんです。
東急ハンズのおもちゃコーナーで、「ジャッジメント」に。
カタンでボードゲームの世界に魅せられ、「あのカタンのように面白いジャンルの遊び、ボードゲーム!」と思いながら買った人生初のゲームです。

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パッケージと中身です。すごい煽り文句ですね。
「裁判シミュレーションゲームの決定版!!」
当時の僕がパッケージを見てどれだけときめいたことか。
パッケージ裏にもこんな記載。カードGAME!!
「このゲームは、のぞき・陳列罪の軽犯罪から、替え玉・脱税・政治献金の大物事件まで、多彩な事件を盛り込んだ、奥の深~い、裁判シミュレーションカードGAME!!」

中に入っているカードは大きく以下の3種類。この3種類のカードを利用し、検事側と弁護側に分かれて戦います。

「罪状カード」
今回の裁判の争点となる罪状が書いてあるカードです。1枚めくって表向きに置いておきます。
文章には特にひねりもなく、罪状もありがちなくだらないものばかりです…
写真は「自転車をパクって窃盗罪」。ほかには「痴漢でわいせつ罪」とか「酔って喧嘩して傷害罪」とか。

「尋問裏どりカード」
検事側が所有するカードです。プレイ人数に応じた既定枚数を手札に持ち、目撃証言として被告を追いつめるために場に出します。
写真は「太った背の低い女が逃げ去るのを見た」という目撃証言。
ほかには「髪が長い」「O型の血痕」などの証言があります。

「アリバイ証拠カード」
弁護側が所有するカードです。プレイ人数に応じた既定枚数を手札に持ち、目撃証言に対応するアリバイを場に出します。
写真は「太った背の低い女」に対抗するための「被告は男です」のカード。絵がすべってますね。
ほかには「被告は髪が短い」「被告はB型」といったカードがあります。

1.罪状カードをめくって今回の罪を決める(雰囲気を出すためのモノ、なくてもいい)
2.検事が証拠を突きつける
3.弁護人がアリバイで証拠に対抗する

以降、2と3を手札が尽きるまで繰り返し、弁護人が言い逃れできない状況(弁護人の証言が矛盾する or 証拠に対応するアリバイがない)になれば検事の勝ち、最後までアリバイで凌ぐことが出来れば弁護人の勝ちです。

ここまでならぎりぎりゲームとしてありだったと思うんです。
僕が許せなかったのが次の尋問裏どりカード

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「2月16日、被告は何をしていましたか?」
これに対抗できるアリバイ証拠カードはたった1枚

「2月16日、被告は、愛人と、沖縄で、スキューバダイビングを楽しんでいました」

48枚中、正解は1枚のみです。
手札を配った時に配られなかったらアウト!!このシリーズが何枚もあります。

戦略なんてなにもない、運ゲーです。それならサイコロ振るだけでいい・・・。

ちなみに、検事側、弁護側ともに「真っ赤な嘘DA----!!」というカードもあります。
これが出たら、直前に相手が言った言葉が無効になります。
○月×日系はこれでも切り抜けることが可能ですが、基本、真っ赤な嘘DA---!!が真っ赤な嘘DA----!!され、結局逃げきれないという糞な展開になります。

時間は有限、限りある資源です。
楽しいゲームで楽しい時間をすごしてください。

うちに置いといても仕方がないので、近いうちにJELLY JELLY CAFEに置いておこうと思います。
遊ぶか遊ばないかはあなた次第。

R‐Rivals‐ ラブレターの前身ともいわれるゲーム

2015年09月01日

今回はR‐Rivals‐の紹介です。
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元になったゲームRは今をときめくカナイセイジさんの作品で、2011年に500円で出だされていたゲームでした。
たった16枚のカードだけのゲームで、買った当時はとても良くまとまっていることに感銘を受けて、何度も何度も遊んだ記憶があります。それがこの度、リメイクされてR‐Rivals‐として出版されたようです。

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ゲーム自体は、同じカードを持って、同時出しをして、カードの数値が大きいほうが勝ちといったシンプルなゲームです。(PICOなどと同じタイプのゲームです。PICOも名作なのでぜひふれる機会があったらやってみてください。)
ですがそれだけでなくカードには特有の効果が書かれていて、その効果で次の勝負を有利に運んだり、相性の問題などが発生していて、この塩梅が絶妙です

非常に短時間ですが相手との心理戦カードの出す順番記憶要素、等色々と練りこまれていて、面白いです。効果同士の組み合わせが特に秀逸です。今ではラブレターの前身とも言われているゲームですので、ラブレターファンのかたも一回やってみてください。

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