今回は2人用カードゲーム「バトルライン」の紹介です。
バトルラインはアレキサンダー大王とダリウス王の戦いをモチーフとしたゲームです。
線上にならんだ9つの戦場でポーカーのような役を作り、それぞれの戦場での勝敗を決めます。
5つの戦場で勝利する若しくは3つ並んだ戦場で勝利すると勝利です。
カードの内訳は1~10のカードが6色1枚ずつの合計60枚。同じカードはありません。
1つの戦場に3枚のカードを配置し、それらで作った役(ストレート、3カード、フラッシュ、ぶた)で優劣を競います。同じ役ならより大きい数字で役を作ったほうの勝ち!
つまり、相手が出したカードよりも大きいカードを同じ戦場に配置したら勝ちやすくなるわけです。
新しい戦場に先にカードを出すのは嫌だ。
でも、戦闘真っ最中の戦場に出して役を作れるようなカードは手元にない。
9つのうち5つを勝てば良いわけで、どの戦場を諦めて、どの戦場で勝ちに行くか、その見極め・駆け引きが熱い2人用カードゲームの傑作です。
数字カードのほかに特殊カードも存在しており、
「相手のカードを盗んで自分の戦場に配置する」
「この戦場はカード4枚で役を作る」
「このカードは好きな色の好きな数字として扱う」
などなど派手な効果で盛り上がることも可能です。
バトルラインは原型となる「ショッテントッテン」というゲームが存在しており、こちらは数字のカードだけで構成されており、特殊カードはありません。
派手な一発逆転劇が起こりにくいため、渋いゲームですがバトルラインよりジレンマの苦しさを味わえます。
バトルラインルール、ショッテントッテンルール、あなたはどちらがお好み?
是非是非両方お試しあれ。