遊んでもらいたいボードゲーム紹介:チグリス・ユーフラテス

チグリス・ユーフラテス

今回はチグリス・ユーフラテスというゲームを紹介します。

ちょっと前までは入手困難な状態だったのですが、最近日本語版が発売されて非常に手に入りやすくなったので紹介させて頂きます。

チグリス・ユーフラテスはその名の示すとおり、メソポタミア文明をモチーフにしたゲームです。
神殿・農地・市場などの領土が広がっていく中で、プレイヤーは神官・農民・商人・国王などの指導者を送り込みます。そして自らが指導する領土を広げたり、モニュメントを築いたり、戦争に勝ったりすることで勝利点を獲得します。ゲーム終了時に最もバランスよく勝利点を獲得したプレイヤーが勝利します。

なんだかやることが多くて大変そうですね。
確かにこのゲームはルールが多いです。目安としてはカタンの開拓者と同じぐらいのルールの量かな?と思います。
ちょっとハードルが高いかも知れませんが、それだけに本格的で骨太な遊び応えのあるゲームです。

各プレイヤーは4種類の指導者コマ(神官・農民・商人・国王)をそれぞれ1つづつと文明タイル(神殿・農地・市場・街)を持った状態からゲームが始まります。文明タイルは袋の中からランダムに引き、他の人に見えないように衝立で隠しておきます。

以降は時計回りに手番を行います。手番に出来ることは主に次の二つです。
文明タイルを置いて領土を拡大する。その領土に指導者がいた場合は、その指導者のプレイヤーに勝利点が与えられる。
指導者コマを配置し領土に対して所有権を示す。

簡単に言うと自分が指導者コマを置いている領土が拡大すればどんどん勝利点が手に入ると言うわけです。

しかし、そうは簡単にはいきません。

自分が所有している領土に他のプレイヤーの指導者が乗り込んでくることがあるのです。そうなったらどうなるか?
指導者の座をめぐって内部抗争が勃発するのです!
もし負けてしまったら追い出されてしまうことになります。悲しいです。

また文明タイルを配置することにより二つの領土が繋がる場合があります。その結果として一つの領土に二人の指導者がいることになる場合もあります。
そうなったらどうなるか?もちろん戦争です!!

戦争に勝つと領土の所有権を有するだけではなく、戦争による勝利点も獲得します。
負けたほうは国を去り、所有していた土地は荒地になります。国破れて山河あり。プレイヤーにとっては良い事なしです。
戦うからには勝つしかないのです!!

そして実は勝ち続けるだけではダメです。これがこのゲームの悩ましいところで、指導者の種類ごとに獲得する点数が分かれており、一番少ない点数がプレイヤーの得点となります。
つまり神官が30点、農民5点、商人7点、国王2点のプレイヤーは2点しかもっていないことになります。バランスよく点数を伸ばす必要があるわけです。

他にもモニュメントの建造や財宝の入手など、ゲームを盛り上げるルールがあるのですが割愛します。。。ごめんなさい。

内容の説明が長くなってしまいましたが、私がこのゲームに魅力を感じるのは2点あって
一つ目は何もないゲームボード上でこれまで書いたような文明の興亡、内部紛争、戦争が華やかに繰り広げられていく点です。特に戦争により盤面が大幅に変化する様子は実にドラマチックです。

二つ目は領土拡大・戦争といった出来事がボードゲームのルールの中で見事に表現されているという点です。
実際に行うことはタイル配置だったり競りだったりボードゲーム的なのですが、一国の興亡を担っているなんて考えると気分的に盛り上がります。

随分長くなってしまいましたが、ぜひ遊んでもらいたいお薦めのゲームです。

猫山

ボードゲーム歴8年ぐらい。最初に買ったゲームはカタンの開拓者。 自分がインストしたゲームで「楽しかった」と言ってもらえるととても嬉しいです。
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