こんにちは。池袋店スタッフのあらいです。
コラムを書くのは久しぶりです。
さて、最近は池袋店の中で店長の次に長い時間お店にいるスタッフであったりするのですが、お客様がボードゲームの棚を見たり、遊んだりしているのを眺めていると、感じることがあります。
それは、
「ぜんぜん遊んでもらえてないボードゲームってあるよなぁ…」
ということです。
もちろん、遊ばれてないのにも理由があるかと思います。
時間が長くて遊びにくかったり、ルールが複雑そうであったり、好みに合わなかったり。
けれど、やはり様々なゲームを用意している以上、いろんなゲームで遊んで欲しい!という思いが僕らスタッフとしてもあるのです!(他の人にもあるはずです。)
というわけで、紹介します!!
あらいプレゼンツ。
「結構面白いのに、なかなか遊ばれてないゲーム」たちです。
まず最初に紹介するのはこちら、「サメ警報」!
このゲームは実にシンプル。内容物はイルカのカードとサメのカードが同じ枚数入っているだけです! 手番に行えることも、3つの選択肢のうち1つだけ。目的も、自分の前にカードを揃えるだけ。
ゲームの本質はブラフなのですが、非常に簡単なルールで実に奥深い作りとなっているゲームです。
何故、全然遊ばれないのか…と思ってしまうゲームではあるのですが、その理由の一つに、「箱に書かれている言葉が全て外国語」という点があるかもしれません。
ですがご安心を。JELLY JELLY CAFE池袋店では、箱の中にしっかりと日本語のルールが入っております!
続いてのゲームはこちら、「交易王」。
知ってる人も多いかもしれませんが有名なボードゲームデザイナー、ライナー・クニツィア氏の作品です。今回紹介するゲームの中でも一番、あまり遊ばれない理由が分からないと言っていいくらいに面白く、遊びやすいオススメゲームです!
正確には、全く遊ばれないわけではないのですが、あまり目立たない見た目のせいか、ゲーム自体の評価と当店で遊ばれている頻度があまりにも釣り合わないと思い、今回の紹介させていただきました!
シンプルながらに、ボードゲームならではの駆け引きや、ジレンマが楽しめる作品で、ゲーム内で使用するお金がそのまま勝敗を決める要素となるので非常にわかりやすい作りになっています。
2~4人で遊べますが、特に3人で遊びたいゲームに迷った時にはこのゲームを思い出してみてください!
続いてのゲームのこちら、「TEMPLE DES SCHRECKENS」! 読み方が分からない! 日本語タイトルは『恐怖の古代寺院』という正体隠匿タイプの盛り上がるボードゲームです!
実はこのゲーム、日本のインディーズ作品の逆輸入版のゲームとなっています!
元の作品はこちら、「タイムボム」!
タイムボムはご存知の方も多いかもしれませんね!
このゲームが遊ばれない理由としましても、ドイツ版であるために箱にはドイツ語しか書かれていません。
気になるルールですが、先ほどタイムボムの逆輸入版と紹介した通り、タイムボムと異なる点は、カードのデザインとたったひとつのルールだけです! しかし、この1つのルールの違いがゲームの面白さをグッとあげてくれていると、僕は思います。
具体的に異なる点は、タイムボムでいう起爆カード(恐怖の古代寺院では火を吹く像が描かれた罠のカード)が、タイムボムだと1枚しか入っていませんが、恐怖の古代寺院には2枚(人数が多ければ3枚)入っています!
このカードを全て引いてしまうとゲームが終了してしまうのですが、タイムボムでは運悪く最初に引いてすぐにゲームが終了してしまう、ということがままみられました…
しかし、恐怖の古代寺院では、このカードが2枚になったことで、運が悪くてもすぐには終わらず、緊迫感のあるゲーム展開になりやすくなっています!
いろんなボードゲームに触れてみませんか??
いかがでしたでしょうか。ジェリージェリーカフェの常連さんでも、今回紹介したゲーム知らなかった!という方もいるのではないでしょうか? みなさんの知らない所にも、もちろん僕の知らない所にも、まだまだ面白いボードゲームがいっぱいあるかと思います。
もっと様々な面白いボードゲームに出会いたいですね。