三度の飯より交渉が好き。でもご飯と味噌汁おかわりください!下北沢店のオーナー酒井りゅうのすけです。
こちらの「CESSPOOL」というゲームなんですが、現在HOXというクリエイティブチームが来年の春の発売を目指して、絶賛開発中の新作ボードゲームなのですがなんと試作初号バージョンを下北沢店でお預かりさせていただいています。(もちろんプレイしてもらえます。)
開発チームの言葉を借りて紹介するとテーマは「犯罪経営」。プレイヤーはドラッグの製造販売を主な収入源とする麻薬マフィアとなって、麻薬王を目指すゲームです。
なんとも物騒ですが、このテーマコンセプトがこのゲームの肝になる「交渉」と「裏切り」を見事に内包しています。
このゲームには難易度に合わせた幾つかのプレイモードがありますが、入門編としては「ハスラーモード」と呼ばれる麻薬の製造、販売に特化したモードがオススメです。
ハスラーモードのゲームの流れ
①購入フェイズ
麻薬の原材料となる「緑の草」「青い液体」「白い粉」を手持ち資金から最大100万ドル分まで購入が可能。
購入後に街で流行っている(高く売れる)麻薬が発表されます。
②製造フェイズ
購入した原材料を元に麻薬を作ります。
製造した麻薬を発表後に取り締まり強化された(売る事が出来ない)麻薬が発表されます。
③イベントフェイズ
犯罪経営にはトラブルが付き物です。様々なイベントが起こります。
④精算フェイズ
無事に売る事が出来た麻薬の売り上げを受け取ります。
ゲームの流れは上記を繰り返し行うリソーズマネージメントゲームです。
その上でポイントになるが「交渉」です。このゲームの中での「交渉」は完全に自由です。
ゲームの中で所有するものはなんでも交渉に使え、交渉のタイミングにも制限はありません。原材料はもちろん、イベントで発生したペナルティを条件をつける事で他のプレイヤーに肩代わりしてもらったり、原材料の購入量を操作して買い占めを示唆したり、自分の製造フェイズで作る麻薬の種類に制限をかける口約束も可能です。そしてもちろん交渉を裏切る事も出来るので、信用をどう生み出すかも考える必要があります。
この自由交渉こそがとてつもなく楽しいです。ルールがある様でない。ルールそのものを生み出す様な感覚、そしてお互いの行動を信用する材料を考え提案する。ザワザワします。
完全に自由に交渉を行ってくださいと言われると、得意不得意もあるでしょうし、苦手な方はトコトン苦手なゲームかもしれません。だからこそハマってしまうとずっと抜け出せなくなるゲームなのです。僕はすっかり抜け出せていません。こんな記事を書いてしまう程に。
是非、下北沢店で「CESSPOOL」を一緒にやりませんか?
なんと12月24日(土)に開発チーム「HOX」の代表 kent KOJIMAさんをゲストにお迎えして開発トーク&CESSPOOLプレイ会を開催いたします。
クリスマスイブに東京におられるという事で緊急イベントという事でお願いいたしました。実はこのゲームがボードゲーム初作品という事なので、どうしてこの様なゲームを作ろうとしたのか?これまではどの様なゲームと触れ合ってこられたかなど開発秘話などを中心にお伺いしようと思っています。
「CESSPOOL」の発売は来年2017年の春という事ですが、その前に現在はクラウドファンディングに挑戦しているという事です。このクラウドファンディングに支援をすると「CESSPOOL」が先行価格という事で安く購入でき、さらに上位モードである「警察介入」の拡張パッケージも手に入る様です。
・下北沢でプレイして気に入った方。
・すでに気になってしまっている方。
・前から少し気になっていた方。
是非、クラウドファンディングも応援しましょう!僕はしました!
以上。
僕なりの一緒に「CESSPOOL」しましょう!そしてクリスマス一緒に遊びましょう!という交渉でした。